神様になった日

(あーあ、ちょっといいすぎたかもなって)

あーあ、ちょっと言い過ぎたかもなって

(こうかいしたってもうおそい)

後悔したってもう遅い

(ぼくときみをつなぐみえないくさびは)

僕と君を繋ぐ見えない楔は

(どみのくずしよりもずっともろい)

ドミノ崩しよりもずっと脆い

(いくどとなくおなじことくりかえした)

幾度となく同じこと繰り返した

(このかぼそいてぐすきれるまえに)

このか細いテグス切れる前に

(なんどとひっかいてすりへっていた)

何度と引っ搔いてすり減っていた

(きづいてなかったわけじゃないよ)

気付いてなかったわけじゃないよ

(きらいなものはどうにもだいきらいで)

嫌いなものはどうにも大嫌いで

(すきってぜつぼうなんだって)

好きって絶望なんだって

(なんでかなほんとうにいいたいことは)

なんでかな　本当に言いたいことは

(いえないままでくさっていくの)

言えないままで腐っていくの

(えてきたぶんよりおおくうしなって)

得てきた分より多く失って

(ないてばっかじゃいられなくて)

泣いてばっかじゃいられなくて

(しかいがふらっともどれないにどと)

視界がフラット　戻れない二度と

(なのかめのあすまでじゃあねばいばい)

七日目の明日までじゃあねバイバイ

(またあしたねっててをふった)

また明日ねって手を振った

(きみがみえなくなる)

君が見えなくなる

(きょうもいえずにただぼくは)

今日も言えずにただ僕は

(はたされないやくそくは)

果たされない約束は

(じこうのまままたあえたら)

時効のまままた会えたら

(つぎはわらっていますように)

次は笑っていますように

(からまるいやとふくざつなどうりよあけのみなとしにばしょ)

絡まる嫌と複雑な道理　夜明けの港死に場所

(いつのまにかこどもじゃいられなくなって)

いつの間にか子供じゃいられなくなって

(おとなにもなりきれていないぼくは)

大人にもなりきれていない僕は

(はざまをさまよっていきばのないかんじょうにまみれて)

狭間をさ迷って　行き場のない感情に塗れて

(あきらめてはまだどこかしんじたい)

諦めてはまだどこか信じたい

(やりきれないことばかりでいたい)

やりきれないことばかりで痛い

(うしなったものをかぞえて)

失ったものを数えて

(みうしなったきみをさがして)

見失った君を探して

(くうになったぼくらはいになる)

空になった僕ら灰になる

(あのときああしてればよかったなんてさ)

あの時ああしてればよかったなんてさ

(えてきたものをかぞえて)

得てきたものを数えて

(てにのこったものをならべて)

手に残ったものを並べて

(とうめいになってぼくらまた)

透明になって僕らまた

(まえをむいてあしをふみだせるよ)

前を向いて足を踏み出せるよ

(またあしたねっててをふった)

また明日ねって手を振った

(きみがみえなくなる)

君が見えなくなる

(きょうもいえずにただぼくは)

今日も言えずにただ僕は

(はたされないやくそくは)

果たされない約束は

(じこうのまままたあえたら)

時効のまままた会えたら

(つぎはわらっていますように)

次は笑っていますように

(きみのことをおもいだすきせつがすぎていく)

君のことを思い出す季節が　過ぎていく

(きみにとどかないたむけのはなを)

君に届かない　手向けの花を

(おわることのないひびのさけびをむねにしまって)

終わることのない日々の叫びを胸に閉まって

(なみだながしてもうわがきできるから)

涙流しても上書きできるから

(ぼくはわすれないきみのすがたやおもいを)

僕は忘れない　君の姿や想いを

(みがってないきものだらけのせかいも)

身勝手な生き物だらけの世界も

(まあｉ　ｄｏｎ’ｔ　ｍｉｎｄ，　ｔｈａｔ’ｓ　ｆｉｎｅ．)

まあI don't mind, that's fine.

(うしろふりかえらずあるけますよう)

後ろ振り返らず歩けますよう

(またあしたねっててをふった)

また明日ねって手を振った

(きみがみえなくなる)

君が見えなくなる

(きょうもいえずにただぼくは)

今日も言えずにただ僕は

(はたされないやくそくは)

果たされない約束は

(じこうのまままたあえたら)

時効のまままた会えたら

(つぎはわらっていますように)

次は笑っていますように

(またあしたねっててをふって)

また明日ねって手を振って

(きみがわらっていた)

君が笑っていた

(ぼくはいつもここにいるから)

僕はいつもここにいるから

(はたされないやくそくは)

果たされない約束は

(じこうのままでもいいから)

時効のままでもいいから

(つぎもわらっていますように)

次も笑っていますように