パンドラ／カロンズベカラズ

(あのひからかったゆめのねばーらんど)

あの日からかった　夢のネバーランド

(いろあざやかなわんだーらんど)

色鮮やかな　ワンダーランド

(てをひかれそっととびらをもぐった)

手を引かれそっと　扉を潜った

(ゆめをみるよりかえりたかった)

夢を見るより　帰りたかった

(ぱれーどにきょうみはない)

パレードに興味はない

(あとらくしょんのれつに)

アトラクションの列に

(ならぶちいさなてをひいて)

並ぶ小さな手を引いて

(ようやくじゅんばんがきたころにはもう)

ようやく順番が来た頃にはもう

(ぼろぼろだったんだ)

ボロボロだったんだ

(それなのにまだわらわせてたいな)

それなのに　まだ笑わせてたいな

(ぱんどらのはこをあけてゆくの)

パンドラの箱を開けてゆくの

(なんどだってきみをかかえあるく)

何度だって君を抱え歩く

(わざわいのあとはぜんぶあげる)

災いのあとは全部あげる

(あけようおいてゆくふたりのてで)

開けよう　老いてゆく二人の手で

(ぱんどらひざをつくしっぱいをくりかえす)

パンドラ　膝をつく　失敗を繰り返す

(ぱんどらつえをつくこうかいをふりかえる)

パンドラ　杖をつく　後悔を振り返る

(ぱんどらそこをつくぜつぼうがかれはてるころ)

パンドラ　底をつく　絶望が枯れ果てる頃

(さいごにはわらうしかない)

最後には笑うしかない

(うまれてきたあさのこと)

産まれてきた朝のこと

(わがままがかなったこと)

わがままが叶ったこと

(えいえんをちかいあったこと)

永遠を誓い合ったこと

(あいしてたぜんぶをつめこんでふたをして)

愛してた全部を　詰め込んで　蓋をして

(さよならがちかづくまたおもいだす)

さよならが近づく　また思い出す

(そのてにもっていたものばかり)

その手に持っていたものばかり

(なぜきづいたのにああ)

なぜ　気付いたのに　ああ

(はやくおわれとねがう)

早く終われと願う

(ときよとまれとねがう)

時よ止まれと願う

(けんめいにうんめいにあらがうきみに)

懸命に　運命に　あらがう君に

(どうかさちあれ)

どうか幸あれ

(ぱんどらのはこをあけてゆくの)

パンドラの箱を開けてゆくの

(なんどだってきみにもたれあるく)

何度だって君にもたれ歩く

(わざわいのあとはぜんぶあげる)

災いのあとは全部あげる

(あけようおいてゆくふたりのてで)

開けよう　老いてゆく二人の手で

(ぱんどらひざをつくしっぱいをくりかえす)

パンドラ　膝をつく　失敗を繰り返す

(ぱんどらつえをつくこうかいをふりかえる)

パンドラ　杖をつく　後悔を振り返る

(ぱんどらそこをつくぜつぼうがかれはてるころ)

パンドラ　底をつく　絶望が枯れ果てる頃

(さいごにはわらうしかない)

最後には笑うしかない

(それならばきぼうとよべ)

それならば希望と呼べ