セツナDrops

(ふりはじめたあめがこのまちをつつむ)

降りはじめた雨がこの街を包む

(せかいのりんかくがけぶってぼやける)

世界の輪郭が煙ってぼやける

(もしきみがつらくてきずついているなら)

もし君が辛くて傷ついているなら

(そのかなしみにぼくがただ)

その悲しみに僕がただ

(よりそえていたならいいのに)

寄り添えていたならいいのに

(だいじょうぶなふりのえがおじゃなくて)

大丈夫なフリの笑顔じゃなくて

(こころからわらっていてほしいとねがうんだ)

心から笑っていてほしいと願うんだ

(とうめいなしずくがつたいおちてそっと)

透明な雫が伝い落ちてそっと

(さしだしたてをぬらす)

差し出した手を濡らす

(よくばりなほんねきいてくれるかな)

欲張りな本音 聞いてくれるかな？

(きみのすきまをぜんぶ)

君の隙間を全部

(ぼくでうめつくせたらいい)

僕で埋め尽くせたらいい

(あふれだすおもいはせつなのしらべ)

あふれ出す想いは刹那の調べ

(このせつなさいとしさをかなでてゆく)

この切なさ 愛しさを奏でてゆく

(そらからこぼれたあめとなみだがまざって)

空からこぼれた 雨と涙が混ざって

(てぃあーずふぁーるふろむまいあいず)

Tears fall from my eyes

(そーびゅーてぃふるわーるど)

So beautiful world

(きみおもういろになる)

君想う色になる

(ふいにふれたゆびのぬくもりのおんど)

不意に触れた指のぬくもりの温度

(ふたりのきょうかいがあいまいになる)

ふたりの境界が曖昧になる

(てんとてんがいまつながったきがした)

点と点が今繋がった気がした

(このせんをなんとよぼう)

この線を何と呼ぼう

(ちいさなかさではまもりきれないものを)

小さな傘では守り切れないものを

(だれもがむねのおくに)

誰もが胸の奥に

(かかえていきているのなら)

抱えて生きているのなら

(あふれだすおもいにこえをのせて)

あふれ出す想いに 声を乗せて

(きみのこどくにとどけたくってうたうんだよ)

君の孤独に 届けたくって歌うんだよ

(ありのままのきみのそのままのなみだなら)

ありのままの君の そのままの涙なら

(てぃあーずふぁーるふろむゆあーずあいず)

Tears fall from your eyes

(そーびゅーてぃふるからーず)

So beautiful colors

(そのいろはそううつくしいと)

その色彩はそう美しい、と

(あふれだしたおもいいつかきっと)

あふれ出した想い いつかきっと

(このせつなさいとしさをひかりがてらすよ)

この切なさ 愛しさを光が照らすよ

(そらからこぼれたあめとなみだがまざって)

空からこぼれた雨と涙が混ざって

(てぃあーずふぁーるふろむまいあいず)

Tears fall from my eyes

(そーびゅーてぃふるわーるど)

So beautiful world

(きみをおもうせつなどろっぷず)

君を想う セツナDrops