正義のタレット　初音ミク

(すばらしきこのせかいあべこべに)

素晴らしきこの世界　あべこべに

(いいうそわるいうそをまぜこぜに)

いい嘘悪い嘘を　まぜこぜに

(どこにでもあることがここにはない)

どこにでもあることが　ここにはない

(みんながもつものこそぼくにはない)

みんなが持つものこそ　僕にはない

(これぞまいのりてぃほらよろこべきみがのぞんだの)

これぞマイノリティ　ほら喜べ　きみが望んだの

(ほっとしちゃってかなってしまった)

ほっとしちゃって　叶ってしまった

(ゆめへのちけっと)

夢へのチケット

(きっとここまではよかった)

きっとここまではよかった

(このかなえたよろこびうすまれば)

この叶えた喜び薄まれば

(すぐにぎゃくをもとめてぐずりだす)

すぐに逆を求めてぐずり出す

(じぶんのものはすぐにすてたがり)

自分のものはすぐに捨てたがり

(たにんのものがみょうにほしくなる)

他人のものが妙に欲しくなる

(それがわがままままどこ？)

それが我儘　ママどこ？

(つごうのわるさがばぶばぶー)

都合の悪さがバブバブー

(ちょっとりせっともどってしまった)

ちょっとりせっと　戻ってしまった

(せいぎのたれっと)

正義のタレット

(そっとかがみをだきしめた)

そっと鏡を抱き締めた

(いきているから)

生きているから

(やさしさはゆがんでしまうのだろう)

優しさは歪んでしまうのだろう

(たらればであくいのないあくがさまよう)

たらればで悪意のない悪が彷徨う

(ねえいたいでしょう？)

ねえ痛いでしょう？

(すすんでももどってもばいばい)

進んでも戻っても　ばいばい

(ねえまたすぐあえるからわらってよばいばい)

ねえまたすぐ逢えるから　笑ってよ　ばいばい

(ねえさいごにきぼうをかざってよばいばい)

ねえ最期に希望を飾ってよ　ばいばい

(こわれたこのせかいにげたいのに)

壊れたこの世界　逃げたいのに

(せをむければ「だめだ」とゆびさされ)

背を向ければ「駄目だ」と指差され

(くずれそうなあしばでたたかえば)

崩れそうな足場で戦えば

(いまやいまやといしをなげてくる)

今や今やと石を投げてくる

(これはきたいかいやぎか)

これは期待か　いや義か

(どちらもあくまのしょういだん)

どちらも悪魔の焼夷弾

(どんとりせっとしれっとうばった)

どんとりせっと　しれっと奪った

(じょうかのたれっと)

浄化のタレット

(もっとくらがりがよかった)

もっと暗がりが好かった

(どれもこれもいやでにげたかった)

どれもこれも嫌で逃げたかった

(せをむけたからあしをすくわれた)

背を向けたから足を掬われた

(くずれそうなあしばからおちたら)

崩れそうな足場から落ちたら

(おもいのほかなるほど、らくでした)

思いの外　なるほど、楽でした

(これはいがいだみな、いまおちればらくになれるから)

これは意外だ　皆、今落ちれば楽になれるから

(もっとりせっとそまってしまった)

もっとりせっと　染まってしまった

(せいぎのたれっと)

正義のタレット

(もっといしをなげてあげる)

もっと石を投げてあげる

(いきてきたからかなしみをかくしたくなるよ)

生きてきたから　悲しみを隠したくなるよ

(それぞれのかちをこなごなにうちぬけば)

それぞれの価値を　粉々に撃ち抜けば

(ねえいたいでしょう？)

ねえ痛いでしょう？

(すすんでももどってもばいばい)

進んでも戻っても　ばいばい

(ねえまたすぐあえるからわらってよばいばい)

ねえまたすぐ逢えるから　笑ってよ　ばいばい

(ねえさいごにきぼうをかざってよばいばい)

ねえ最期に希望を飾ってよ　ばいばい

(あなたがいきをとめたらぼくはてんしになれるの)

あなたが息を止めたら　僕は天使になれるの

(そのからだがくちるまでいのってるよ)

その体が朽ちるまで　祈ってるよ

(いのってあげるよ)

祈ってあげるよ

(ねえいたいでしょう？)

ねえ痛いでしょう？

(すすんでももどってもばいばい)

進んでも戻っても　ばいばい

(ねえまたすぐあえるからわらってよばいばい)

ねえまたすぐ逢えるから　笑ってよ　ばいばい

(ねえさいごにきぼうをかざってよばいばい)

ねえ最期に希望を飾ってよ　ばいばい

(すばらしきこのせかいあべこべに)

素晴らしきこの世界　あべこべに

(いいうそわるいうそをまぜこぜに)

いい嘘悪い嘘を　まぜこぜに

(どこにでもあることがここにはない)

どこにでもあることが　ここにはない

(みんながもつものこそぼくにはない)

みんなが持つものこそ　僕にはない

(これぞまいのりてぃほらよろこべきみがのぞんだの)

これぞマイノリティ　ほら喜べ　きみが望んだの

(ほっとしちゃってかなってしまった)

ほっとしちゃって　叶ってしまった

(ゆめへのちけっと)

夢へのチケット

(きっとここまではよかった)

きっとここまではよかった

(このかなえたよろこびうすまれば)

この叶えた喜び薄まれば

(すぐにぎゃくをもとめてぐずりだす)

すぐに逆を求めてぐずり出す

(じぶんのものはすぐにすてたがり)

自分のものはすぐに捨てたがり

(たにんのものがみょうにほしくなる)

他人のものが妙に欲しくなる

(それがわがままままどこ？)

それが我儘　ママどこ？

(つごうのわるさがばぶばぶー)

都合の悪さがバブバブー

(ちょっとりせっともどってしまった)

ちょっとりせっと　戻ってしまった

(せいぎのたれっと)

正義のタレット

(そっとかがみをだきしめた)

そっと鏡を抱き締めた