君と雨の恋物語／水鏡美雨

(そうさきみとめぐりあったのは)

そうさ君と巡り会ったのは

(きっとありふれたぐうぜんじゃない)

きっとありふれた偶然じゃない

(こころふるわすようなであい)

心震わすような出会い

(はじめようきみとあめのこいものがたり)

始めよう　君と雨の恋物語

(あめとつづるこいものがたり)

雨と綴る恋物語

(まどのむこうのせかいは)

窓の向こうの世界は

(やけにまぶしくみえてすこしさわがしくて)

やけに眩しく見えて　少し騒がしくて

(あめのにおいがしたら)

雨の匂いがしたら

(きょうもどこかできみにあえるきがしてた)

今日もどこかで君に　会える気がしてた

(ふりだしそうなまちすこしむくちになるけれど)

降り出しそうな街　少し無口になるけれど

(きみをおもうほどにあめをまちわびてる)

君を思うほどに　雨を待ち侘びてる

(そうさきみとめぐりあったのは)

そうさ君と巡り会ったのは

(きっとありふれたぐうぜんじゃない)

きっとありふれた偶然じゃない

(こころふるわすようなであい)

心震わすような出会い

(はじめようきみとあめのこいものがたり)

始めよう　君と雨の恋物語

(あめとつづるこいものがたり)

雨と綴る恋物語

(まどがらすごしにみる)

窓ガラス越しに見る

(せかいはきょうもすこしあわただしくすぎて)

世界は今日も少し　慌ただしく過ぎて

(ちょっとだけでいいから)

ちょっとだけでいいから

(あしをとめてやすんでみてもいいんじゃない？)

足を止めて休んでみてもいいんじゃない？

(すこしぬれたかたにまちのかぜがつめたくても)

少し濡れた肩に　街の風が冷たくても

(あめあがりみあげるそらににじをまってた)

雨上がり見上げる　空に虹を待ってた

(そうさきみにこいをしたのは)

そうさ君に恋をしたのは

(きっとひとめぼれなんかじゃない)

きっと一目惚れなんかじゃない

(こころにひびくそのこえで)

心に響くその声で

(つむごうきみとあめのこいものがたり)

紡ごう　君と雨の恋物語

(あめとつづるこいものがたり)

雨と綴る恋物語

(かなわないこいだとか)

叶わない恋だとか

(はじまっておわるこいもある)

始まって終わる恋もある

(それでもおもいだして)

それでも思い出して

(はじめてであったひのこと)

初めて出会った日のこと

(そうさきみにもらったものは)

そうさ君にもらったものは

(ずっとこころのおくできらめく)

ずっと心の奥で煌めく

(いつまでもとうめいなままで)

いつまでも透明なままで

(おわらないきみとあめのこいものがたり)

終わらない　君と雨の恋物語

(そうさきみにこいをしたのは)

そうさ君に恋をしたのは

(きっとひとめぼれなんかじゃない)

きっと一目惚れなんかじゃない

(こころにひびくそのこえで)

心に響くその声で

(つむごうきみとあめのこいものがたり)

紡ごう　君と雨の恋物語

(あめとつづるこいものがたり)

雨と綴る恋物語

(きみとあめのこいものがたり)

君と雨の恋物語