雲ひとつない空　初音ミク

(すこしつめたいかぜがみみもとをかすめる)

少し冷たい風が　耳元をかすめる

(かわいたなみだのほほぬぐってくれるように)

乾いた涙の頬　拭ってくれるように

(「あいされたい」だなんておもっていないよ)

「愛されたい」だなんて　思っていないよ

(あなたのすぐとなりにいられればそれでいい)

あなたのすぐ隣に　いられればそれでいい

(たとえせかいのさいごにわらっていられなくても)

たとえ世界の最期に　笑っていられなくても

(きえゆくこのけしきをあなたとみとどけて)

消えゆくこの景色を　あなたと見届けて

(いられればそれでいい)

いられればそれでいい

(いまはただこのばしょでかなしみのふるばしょで)

今はただこの場所で　悲しみの降る場所で

(わたしがいきるいみをかんじていたいの)

私が生きる意味を　感じていたいの

(くもひとつないそらにおちてゆくあめのなか)

雲ひとつない空に　落ちてゆく雨の中

(いたみににたしあわせかんじていさせて)

痛みに似た幸せ　感じていさせて

(まちをふくかぜはただいくあてもないまま)

街を吹く風はただ　行く宛ても無いまま

(でぐちのないせかいをさまよいつづけている)

出口のない世界を　さまよい続けている

(「ゆるされたい」だなんておもっていないよ)

「許されたい」だなんて　思っていないよ

(あなたのすぐとなりにいられればそれでいい)

あなたのすぐ隣に　いられればそれでいい

(たとえせかいのどこかでだれかがきずついても)

たとえ世界のどこかで　誰かが傷ついても

(あなたがきょうもかわらずえがおでいてくれたら)

あなたが今日も変わらず　笑顔でいてくれたら

(それでいい)

それでいい

(いまはただこのばしょであなたがねむるばしょで)

今はただこの場所で　あなたが眠る場所で

(だれもしらないあさがおとずれるまえに)

誰も知らない朝が訪れる前に

(くもひとつないそらにとけてゆくこのからだ)

雲ひとつない空に　溶けてゆくこの身体

(かなしみのあめにまざりながらきえてく)

悲しみの雨に　混ざりながら消えてく

(いまはただこのばしょでかなしみのふるばしょで)

今はただこの場所で　悲しみの降る場所で

(わたしがいきるいみをかんじていたいの)

私が生きる意味を　感じていたいの

(くもひとつないそらにおちてゆくあめのなか)

雲ひとつない空に　落ちてゆく雨の中

(いたみににたしあわせかんじていさせて)

痛みに似た幸せ　感じていさせて

(いまはただこのばしょであなたがねむるばしょで)

今はただこの場所で　あなたが眠る場所で

(だれもしらないあさがおとずれるまえに)

誰も知らない朝が訪れる前に

(くもひとつないそらにとけてゆくこのからだ)

雲ひとつない空に　溶けてゆくこの身体

(かなしみのあめにまざりながらきえていく)

悲しみの雨に　混ざりながら消えていく