騙シ愛／tuki.（日曜劇場「キャスター」主題歌

(だましあいのこのせかいで)

騙し合いのこの世界で

(しんじられるものをさがす)

信じられるものを探す

(もうみうしなわないから)

もう見失わないから

(どうしてうそをついてしまったの)

どうして嘘をついてしまったの

(どうしてほんとうをはなせないんだろう)

どうして本当を話せないんだろう

(あなたはどんなかおするでしょう)

あなたはどんな顔するでしょう

(じぶんをまもりたいだけじゃないの？)

自分を守りたいだけじゃないの？

(のぞまないことばかりだ)

望まない事ばかりだ

(かなしそうなかおさせてしまうわ)

悲しそうな顔させてしまうわ

(つきのうらがわもしらずに)

月の裏側も知らずに

(ゆめだけみていたね)

夢だけ見ていたね

(だましあいのうそのなかで)

騙し愛の嘘の中で

(しんじられるものをさがす)

信じられる物を探す

(ひとみがほしい)

瞳が欲しい

(まだみらいはわからないままだけど)

まだ未来はわからないままだけど

(こころ、うらぎらないで)

心、裏切らないで

(もうみうしなわないから)

もう見失わないから

(どうしてうそをおぼえたんだろう)

どうして嘘を覚えたんだろう

(どうしてほんとうをかくすのだろう)

どうして本当を隠すのだろう

(わたしはしらぬふりをするのでしょう)

私は知らぬふりをするのでしょう

(ふれてしまうことがこわくなったの)

触れてしまうことが怖くなったの

(あおいままでうれたかじつみたいに)

青いままで熟れた果実みたいに

(きづかれもしないで)

気付かれもしないで

(かれてしまうまえに)

枯れてしまう前に

(ひとくちかじってほしいだけ)

一口齧って欲しいだけ

(だましあいのやみのなかで)

騙し愛の闇の中で

(ふれたはずのぬくもりだけ)

触れたはずのぬくもりだけ

(おぼえている)

覚えている

(まだみらいはわからないままだけど)

まだ未来はわからないままだけど

(こころ、うらぎらないで)

心、裏切らないで

(わたしをいきてくから)

私を生きてくから

(もがくほどまよいこみ)

藻掻くほど迷い込み

(しんじつはこぼれてく)

真実は零れてく

(てにふれたかんしょくを)

手に触れた感触を

(おぼえていられるか)

覚えていられるか

(だましあいのこのせかいで)

騙し合いのこの世界で

(しんじられるものをすかす)

信じられる物を透かす

(ひとみがほしい)

瞳が欲しい

(まだみらいはなにもきまっちゃいないよ)

まだ未来は何も決まっちゃいないよ

(こころ、うらぎらないで)

心、裏切らないで

(てさぐりでいいよ)

手探りでいいよ

(わたしをかたどろう)

私を象ろう

(いつかかならずであうだろうおなじいたみを)

いつか必ず出会うだろう同じ痛みを

(わけあえるようなあなたとであうために)

分け合えるような貴方と出会うために