Dios-愛がすべて

(あいがすべて)

愛がすべて

(あなたのめをまっすぐにみている)

あなたの目を　真っすぐにみている

(ありふれたことばでしかないけど)

ありふれた言葉でしかないけど

(やっとなじんできたんだ)

やっと馴染んできたんだ

(あいがすべて)

愛がすべて

(たどりついたけつまつはちんぷで)

たどり着いた結末は陳腐で

(とうぜんねあいはだれにもふるあめだった)

当然ね　愛は誰にも降る雨だった

(ばかね)

莫迦ね

(ねえきいてよ)

ねえ聞いてよ

(せかいをかえたいとおもってた)

世界を変えたいと思ってた

(なのにあいなんてしってしまえば)

なのに愛なんて知ってしまえば

(どんなここうのてんさいだって)

どんな孤高の天才だって

(ぼんようでたいくつなかかしになってうでをふる)

凡庸で退屈なカカシになって腕を振る

(くりかえしのれきしのぺーじ、きざまれてく)

繰り返しの歴史のページ、刻まれてく

(たいくつだとかおもえないおもえるわけない)

退屈だとか思えない　思えるわけない

(あまねくかんじょうを)

あまねく感情を

(いちげきでつれさった)

一撃で連れ去った

(あいはあらし)

愛は嵐

(そのつよさにおびえなくていいよ)

その強さに怯えなくていいよ

(みたくないしんえん、のぞこうよ)

見たくない深淵、覗こうよ

(おもいどおりにならないことを)

思い通りにならないことを

(あいはあらし)

愛は嵐

(ほほをうったれきにくまないで)

頬を打った礫　憎まないで

(とうぜんねあいはだれにもふるあめだった)

当然ね　愛は誰にも降る雨だった

(ばかね)

莫迦ね

(やわらかなかみそのてざわりに)

柔らかな髪　その手触りに

(ぬりかえられて)

塗り替えられて

(どみのたおれていく)

ドミノ倒れていく

(おれだったものがおれじゃなくなって)

おれだったものがおれじゃなくなって

(でもそれがここちよくて)

でもそれが心地良くて

(いったいどうして)

一体どうして

(さんざんはったぎゃくのめにうらぎられて)

散々張った逆の目に裏切られて

(さんざんけったあいのほうにすいよせられ)

散々蹴った愛の方に吸い寄せられ

(さんざんはいたことばがいまおれをさして)

散々吐いた言葉が今おれを刺して

(まちがってたなあ)

間違ってたなあ

(こうかいはしてるひまないげんじつやまづみ)

後悔はしてる暇ない　現実山積み

(ふりだしたあめに)

降り出した雨に

(おおきなかさをさした)

大きな傘をさした

(あいがすべて)

愛がすべて

(あなたのめをまっすぐにみている)

あなたの目をまっすぐに見ている

(ありふれたことばでしかないけど)

ありふれた言葉でしかないけど

(やっとなじんできたんだ)

やっと馴染んできたんだ

(あいがすべて)

愛がすべて

(たどりついたけつまつはちんぷで)

たどり着いた結末は陳腐で

(とうぜんねあいはだれにもふるあめだった)

当然ね　愛は誰にも降る雨だった

(ありがとうね)

ありがとうね

(あいはだれにもふるあめだった)

愛は誰にも降る雨だった

(ばかね)

莫迦ね