We are...／ジエメイ

(いまみたされないかんかくにほどなくうずきだす)

今 満たされない感覚に ほどなく疼き出す

(ありふれたひびへつよくてをふればなつかしくおもえた)

あり触れた日々へ 強く手を振れば 懐かしく思えた

(とおざかるまちのはてにふりかえることなくきづけばここまで)

遠ざかる町の果てに 振り返る事無く 気づけばここまで

(ただしさもせいぎもみつからないけど)

正しさも正義も 見つからないけど

(やさしさだけじゃどうしてかまもれないらしいせかいのことを)

優しさだけじゃどうしてか守れないらしい世界のことを

(とうていあいせないそんなじぶんをしんじてしまっていいとおもうんだ)

到底愛せない そんな自分を信じてしまって良いと思うんだ

(ｗｅａｒｅ「いきてもいいか？」なんてそんなもんきくなよ)

We are 「生きても良いか？」なんてそんなもん聞くなよ

(あなたのむねにのこるきずがこたえのすべてだ)

あなたの胸に残る傷が答えの全てだ

(ｗｅａｒｅなさけないほどにかおぐちゃぐちゃにして)

We are 情けないほどに顔グチャグチャにして

(「じんせいってさいこうだ」そうわらうのにりゆうはひつようじゃないだろう)

「人生って最高だ」 そう笑うのに理由は必要じゃないだろう

(まだみたされないかんかくにくりかえしいみなくこぼすよわねさえ)

まだ満たされない感覚に 繰り返し意味なく零す弱音さえ

(あしたをうばうくらいたわいもないようでさ)

明日を奪うくらい 他愛もないようでさ

(いのちのおうふくのそばでまよわずこれたわけではない)

命の往復の側で 迷わず来れた訳ではない

(だけどよがふけるたびにきづくのさどうやらてばなしたくはないんだと)

だけど夜が更ける度に気づくのさ どうやら手放したくはないんだと

(ｗｅａｒｅえがいたゆめにはどうそうぞうしても)

We are 描いた夢にはどう想像しても

(そのはしばしになみだながすひとがいるけど)

その端々に涙流す人がいるけど

(ｗｅａｒｅだからせめてそのいきつくさきでは)

We are だからせめてその行き着く先では

(「じんせいってさいこうだ」そういえるみらいをさがしにゆこうぼくらのまま)

「人生って最高だ」 そう言える未来を探しに行こう 僕らのまま

(かげもひかりもあってのともしびかざらぬあいをこのこころに)

陰も光も在っての灯 飾らぬ愛をこの心に

(いつのひかぼくらにさうめようのないほど)

いつの日か僕らにさ 埋めようのないほど

(おもいのふかいちがいがみぞをつくっても)

想いの深い違いが溝を作っても

(それでもさぼくらはさにてもにつかないたがいのそのこえに)

それでもさ僕らはさ 似ても似つかない互いのその声に

(こころふるわすだろうそうなんどでもまたこうして)

心奮わすだろう そう何度でも またこうして

(ｗｅａｒｅ「いきてもいいか？」なんてどうでもいいほど)

We are 「生きても良いか？」なんてどうでもいいほど

(あなたがそこにあればむねをはれるんだ)

あなたがそこに在れば胸を張れるんだ

(ｗｅａｒｅなさけないほどにかおぐちゃぐちゃにして)

We are 情けないほどに顔グチャグチャにして

(「じんせいってさいていだ」そううつむきなげいたかこごと)

「人生って最低だ」 そう俯き嘆いた過去ごと

(「じんせいってさいこうだ」そうわらいくたばるぼくらであろう)

「人生って最高だ」 そう笑いくたばる僕らであろう