Keep it real／棗いつき

(いえないようなことうたってやろうぜ)

言えないようなこと歌ってやろうぜ

(ふくらんだうつろにひをはなって)

膨らんだ虚ろに火を放って

(このいっしゅんにはぜたほんのよまいごとさ)

この一瞬に爆ぜたほんの世迷言さ

(みみをふさいでくれ)

耳を塞いでくれ

(もうげんかいわかってる、)

もう限界わかってる、

(そんなことぜったいいえやしないんだけど)

そんなこと絶対言えやしないんだけど

(いかんせんしゃかいせいふぃるたーはいまにもこわれそう)

如何せん社会性フィルターは今にも壊れそう

(はみだしちゃってぎゃくはっちゃって)

はみ出しちゃって逆張っちゃって

(とがりすぎたしこうの)

尖りすぎた思考の

(えごいずむがきみをころすなら)

エゴイズムが君を殺すなら

(きりとっちゃっておしこんじゃって)

切り取っちゃって押し込んじゃって

(ととのっちゃったぼんさいが)

整っちゃった凡才が

(あるべきすがたかもね。)

あるべき姿かもね。

(とかなんとかいったってしかたないさ)

とかなんとか言ったって仕方ないさ

(おとなになるんだよそうやって)

大人になるんだよそうやって

(せいろんばっかはきそうだ)

正論ばっか吐きそうだ

(いまだけだまってくれ)

今だけ黙ってくれ

(がむしゃらにはしっていきぬけかいまくせん)

がむしゃらに走って生き抜け開幕戦

(かわりたくていびつにくさっていくりある)

変わりたくて歪に腐っていくリアル

(かがみにうつるぼくはだれだった？)

鏡に映る僕は誰だった？

(それでもいま)

それでも今

(きみが、きみが)

君が、君が

(たしかなしょうめい)

確かな証明

(ぼくは、ぼくは)

僕は、僕は

(ここでいきていく)

ここで生きていく

(おくびょうもよわさもつれて)

臆病も弱さも連れて

(いえないようなことうたってやろうぜ)

言えないようなこと歌ってやろうぜ

(ふくらんだうつろにひをはなって)

膨らんだ虚ろに火を放って

(このいっしゅんにはぜたほんのよまいごとさ)

この一瞬に爆ぜたほんの世迷言さ

(からまってあだになる)

絡まって仇になる

(ぜんせい)

善性

(しょうじきでくびをしめたじんせい)

正直で首を絞めた人生

(はんせい)

反省

(とうにたったたいろたどるきはないぜ)

とうに断った退路辿る気はないぜ

(いつのまにそこをついたひーろー)

いつの間に底を突いたヒーロー

(しょうそう)

焦燥

(しめんそかてづまりではいそう？)

四面楚歌手詰まりで敗走？

(ひだいするりそうろん)

肥大する理想論

(このままじゃおわれない)

このままじゃ終われない

(きたいちのいんふれーしょん)

期待値のインフレーション

(もとまんないや)

求まんないや

(しゅうしゅうふのうなんせんすなんせんす)

収拾不能ナンセンスナンセンス

(ぜんぶおまえがきめたことだろ)

全部お前が決めたことだろ

(そんなのわかってるわかってるわかってるんだ)

そんなのわかってるわかってるわかってるんだ

(そう、だから)

そう、だから

(なんもかもうたってやろうぜ)

何もかも歌ってやろうぜ

(ふくらんだうつろにひをはなって)

膨らんだ虚ろに火を放って

(このいっしゅんにはぜたほんのよまいごと)

この一瞬に爆ぜたほんの世迷言

(いつだってうそはつけないしょうぶんなんです)

いつだって嘘はつけない性分なんです

(なんどくりかえしてきたんだだっかんせん)

何度繰り返してきたんだ奪還戦

(こころのしょうてんがあわなくなっていく)

心の焦点が合わなくなっていく

(すべてのじぶんがああ)

すべての自分が　ああ

(ほんとうだほんとうだほんとうだほんとうだったんだ)

本当だ本当だ本当だ本当だったんだ

(なんどでもなんどでもなんどでもなんどでもさけんだ)

何度でも何度でも何度でも何度でも叫んだ

(ぼくはぼくなんだって)

僕は僕なんだって

(がむしゃらにはしっていきぬけかいまくせん)

がむしゃらに走って生き抜け開幕戦

(かわりたくていびつにくさっていくりある)

変わりたくて歪に腐っていくリアル

(かがみにうつるぼくはだれだった？)

鏡に映る僕は誰だった？

(それでもいま)

それでも今

(きみが、きみが)

君が、君が

(たしかなしょうめい)

確かな証明

(ぼくは、ぼくは)

僕は、僕は

(ここでいきていく)

ここで生きていく

(おくびょうもよわさもつれて)

臆病も弱さも連れて

(もういちどまえをむく)

もう一度前を向く

(いえないようなことうたってやろうぜ)

言えないようなこと歌ってやろうぜ

(ふくらんだうつろにひをはなって)

膨らんだ虚ろに火を放って

(このいっしゅんにはぜたほんのよまいごとさ)

この一瞬に爆ぜたほんの世迷言さ

(もうわすれてくれ)

もう忘れてくれ