WEST. 僕だけの小さな花　歌詞

(かえりみちここでおわかれ)

帰り道　ここでお別れ

(てをふってはなれて「じゃあまたね」)

手を振って離れて「じゃあまたね」

(あしたへむかってのびたかげ)

明日へ向かって伸びた影

(もどれないしずかすぎたこい)

戻れない、静かすぎた恋

(つまらないじゅぎょうもせわしなくひとゆきかうおおどおりも)

つまらない授業も　忙しなく人行き交う大通りも

(ふたりでならなにもかもたのしかった)

二人でなら　何もかも楽しかった

(ひとはみんなちがうからおもしろいはでにぶつかるのもごあいきょう)

人は皆違うから面白い　派手にぶつかるのもご愛嬌

(すれちがうほどつよくきずなのいとはつながっていく)

すれ違うほど強く　絆の糸は　繋がっていく

(「ずっとこのままでいられるなら」なんどもまよっていえないまま)

「ずっとこのままでいられるなら」　何度も迷って言えないまま

(あとすこしだけじかんがあればちゃんとしたきもちもつたえられたかな)

あと少しだけ時間があれば　ちゃんとした気持ちも伝えられたかな

(とかかんがえる)

とか、考える

(いまもこころのなかにさくぼくだけのちいさなはなだから)

今も心の中に咲く　僕だけの小さな花だから

(ささやかにそっとまもりたいしらぬまにきえないように)

ささやかにそっと守りたい　知らぬ間に　消えないように

(むねいっぱいおおきなはなたばにかくすおきにいりのいちりん)

胸いっぱい　大きな花束に　隠すお気に入りの一輪

(みえなくてもただいのろうよろこびとえがおあふれるように)

見えなくてもただ祈ろう　喜びと笑顔　溢れるように

(むじゃきだったぼくもせわしなくいまじゃまちをかけまわる)

無邪気だった僕も　忙しなく今じゃ街を駆け回る

(らしくもないおとなってやつになっちまった)

らしくもない　大人ってやつになっちまった

(うんめいはおもわくどおりにはうごかないいつもふりかかるきゅうてんかい)

運命は思惑通りには動かない　いつも降りかかる急展開

(にたくをはずしたってときはもどらずただながれる)

二択を外したって　時は戻らず　ただ流れる

(ぽすとにとどいたきみのたよりきみらしいややこしいことばえらび)

ポストに届いた君の便り　君らしいややこしい言葉選び

(どうやらげんきでいるみたいとおくおなじそらのしたしあわせならば)

どうやら元気でいるみたい　遠く同じ空の下　幸せならば

(それでいい)

それでいい

(こいのおわりにさいていたあのころのちいさなはなだから)

恋の終わりに咲いていた　あの頃の小さな花だから

(あまずっぱくてなつかしいふたりだけてもつなげないひび)

甘酸っぱくて懐かしい　ふたりだけ　手も繋げない日々

(こうかいしないわけじゃないむねのとげはとれそうにもない)

後悔しないわけじゃない　胸の棘は取れそうにもない

(このいたみさえもたいせつにわすれないように)

この痛みさえも大切に　忘れないように

(だきしめるようにだいじにまもるよ)

抱きしめるように　大事に守るよ

(いまもこころのなかにさくぼくだけのちいさなはなだから)

今も心の中に咲く　僕だけの小さな花だから

(ささやかにそっとまもりたいしらぬまにきえないように)

ささやかにそっと守りたい　知らぬ間に　消えないように

(むねいっぱいおおきなはなたばにかくすおきにいりのいちりん)

胸いっぱい　大きな花束に　隠すお気に入りの一輪

(まいあがるかぜにたくすよいつまでもあいにみちたひびを)

舞い上がる風に託すよ　いつまでも愛に満ちた日々を