ふたりかくれんぼ

(あなたとわたしふたりかくれんぼ)

あなたと私ふたりかくれんぼ

(ほらもういいかい？が、きこえたから)

ほら「もういいかい？」が、聞こえたから

(すがたかたちかわりどこにいても)

姿形変わりどこにいても

(みつけられる)

見つけられる

(ひとりぼっちになれたぼくたちもむねがいたむから)

一人ぼっちに慣れた僕達も胸が痛むから

(はなれてはこうしてまたあつまって)

離れてはこうしてまた集まって

(かけたかんじょううめあった)

かけた感情埋めあった

(いつかひとのこもかみもあくまも)

いつか人の子も神も悪魔も

(わらいあってるなら)

笑い合ってるなら

(おもいだすあのこもりうた)

思い出すあの子守唄

(いつかのひのぬくもりもそばにあるから)

いつかの日の温もりもそばにあるから

(あなたとわたしふたりかくれんぼ)

あなたと私ふたりかくれんぼ

(ほら「もういいよ」のこえがしたから)

ほら「もういいよ」の声がしたから

(すがたかたちかわりどこにいても)

姿形変わりどこにいても

(みつけられる)

見つけられる

(あぁゆうやけこやけでひがくれて)

あぁ夕焼け小焼けで日が暮れて

(「あと、もういっかい」ができなくても)

「あと、もう一回」ができなくても

(だいじょうぶてをふりかわすことばは)

大丈夫手を振り交わす言葉は

(「またあした」)

「また明日」

(だれにだってなみだながすようなかこがあるから)

誰にだって涙流すような過去があるから

(いまだけはこうしてわらいあって)

今だけはこうして笑い合って

(あいまいなみらいをねがった)

曖昧な未来を願った

(だれもきずつけないあなたがついた)

誰も傷付けないあなたがついた

(はじめてのうそは)

初めての嘘は

(やさしくて)

優しくて

(でもかなしくて)

でも悲しくて

(いつかのひのさよならでおわりにはさせないから)

何時かのひのさよならで終わりにはさせないから

(「もういいかい？」)

「もういいかい？」

(「まーだだよ」)

「まーだだよ」

(きこえなくても)

聞こえなくても

(むねに)

胸に

(のこる)

残る

(あなた)

あなた

(のこえ)

の声

(いまでもわらっているから)

今でも笑っているから

(あなたとわたしふたりかくれんぼ)

あなたと私ふたりかくれんぼ

(ほら「もう、いいかい？」のこえがきこえたかな？)

ほら「もう、いいかい？」の声が聞こえたかな？

(すがたかたちかわりどこにいても)

姿形変わりどこにいても

(みつけられる)

見つけられる

(あなたとわたしふたりかくれんぼ)

あなたと私ふたりかくれんぼ

(ほら「もう、いいよ」のこえがしたから)

ほら「もう、いいよ」の声がしたから

(あなたのこえたどりどこにいても)

あなたの声辿りどこにいても

(みつけにゆく)

見つけに行く

(あぁゆうやけこやけでひがくれて)

あぁ夕焼け小焼けで日が暮れて

(あと「もう、いっかい」できなくても)

あと「もう、一回」ができなくても

(だいじょうぶてをふりかわすことばは)

大丈夫手を振り交わす言葉は

(「またあした」)

「また明日」

(あなたとわたしをつなぐことばは)

あなたと私を繋ぐ言葉は

(「またあした」)

「また明日」