砂の塔／THE YELLOW MONKEY

(そこにすめばどんなねがいもかなうといわれるあいのしろ)

そこに住めばどんな願いも叶うと言われる愛の城

(だけどなぜかみんなえがおははろうぃんのぱんぷきん)

だけどなぜかみんな笑顔はハロウィンのパンプキン

(はやくねなさいとままのつめがひかる)

早く寝なさいとママの爪が光る

(あなたはいまどこにいてわたしをみているの)

あなたは今どこにいて私を見ているの？

(さがしてもさがしてもめのまえはすなあらし)

探しても　探しても　目の前は砂嵐

(つみあげたよろこびもすぐにうずもれた)

積み上げた喜びもすぐにうずもれた

(しあわせもうらぎりもいつもそばにあるよ)

幸せも裏切りもいつもそばにあるよ

(うえにいくほどかたむいたとう)

上に行くほど傾いた塔

(あんていはしない)

安定はしない

(みなみむきのおおきなまどのがらすははめころされている)

南向きの大きな窓のガラスはハメ殺されている

(きたからくるかみのひんとにふりむくこともない)

北から来る神のヒントに振り向くこともない

(したからかえってうえからめされてく)

下から還って　上から召されてく

(あまいにおいしみこませたぱーてぃはじめよう)

甘い匂い染み込ませたパーティ始めよう

(だれよりもたかいばしょからだれかにこっそりみられたい)

誰よりも高い場所から　誰かにこっそり見られたい

(くもにたいようのないふがささって)

雲に太陽のナイフが刺さって

(おしえてよこうのとりわたしはどこへいくの)

教えてよ　コウノトリ　私はどこへ行くの？

(ぼろぼろのみらいずのもうふにつつまれ)

ボロボロの未来図の毛布に包まれ

(さがしてもさがしてもすぐにまたすなあらし)

探しても　探しても　すぐにまた砂嵐

(あたたかいははのてをいつかにぎりしめ)

暖かい母の手を　いつか握りしめ

(おれんじのばしゃにつんだきいろいかーねしょん)

オレンジの馬車に積んだ黄色いカーネション

(うえにいくほどかたむいたとう)

上に行くほど傾いた塔

(あんていはしない)

安定はしない

(たいようにちかい)

太陽に近い

(てんごくにちかい)

天国に近い