クソみたいなJ-POP

(ばいとのかえりみちきんてつあべのばし)

バイトの帰り道　近鉄阿部野橋

(しゅうでんのりおくれとほうにくれました)

終電乗り遅れ　途方にくれました

(ざんきんあとわずかねかふぇにもいけません)

残金あとわずか　ネカフェにもいけません

(しかたがないからとあるいてかえります)

仕方がないからと　歩いて帰ります

(とりあえずはかんこーひーのひとつでもかいましょうかと)

とりあえずは　缶コーヒーの　ひとつでも買いましょうかと

(ちかくのこんびにはいったそのとき)

近くのコンビニ　入ったそのとき

(きこえてきたのはきこえてきたのは)

聴こえてきたのは　聴こえてきたのは

(よくあるはやりきょく)

よくある流行曲

(くそみたいなｊ－ｐｏｐがみにしみちゃってはっきょうちゅう)

クソみたいなJ-POPが　身に染みちゃって発狂中

(らぶというぜったいせいぎにゃひゃくせんれんぱいもういいぜ)

ラブという絶対正義にゃ　百戦連敗　もういいぜ

(うそみたいなはっぴーえんどへどがでるったらへどがでる)

ウソみたいなハッピーエンド　ヘドが出るったら　ヘドが出る

(でもやさぐれたいこんなよるにはちょうどいいのかもですね)

でもやさぐれたい　こんな夜には　ちょうど良いのかもですね

(なもしらないかしゅのなもしらないきょくの)

名も知らない歌手の　名も知らない曲の

(ちんぷなめろでぃーがあたまからはなれない)

陳腐なメロディーが　頭から離れない

(くやしいんだけれどきづけばくちずさむ)

悔しいんだけれど　気づけば口ずさむ

(かわぞいあるきながらひとりでくちずさむ)

川沿い歩きながら　一人で口ずさむ

(そうこうするうちしらないまちへとわたくしかんぜんまいごです)

そうこうするうち　知らない街へと　私完全迷子です

(どっちがひがしかあっちがにしかと)

どっちが東か　あっちが西かと

(よぞらをみあげたよぞらをみあげた)

夜空を見上げた　夜空を見上げた

(きれいなおつきさま)

綺麗なお月様

(くそみたいなｊ－ｐｏｐがみにしみちゃってはっきょうちゅう)

クソみたいなJ-POPが　身に染みちゃって発狂中

(らぶというぜったいせいぎにゃひゃくせんれんぱいもういいぜ)

ラブという絶対正義にゃ　百戦連敗　もういいぜ

(うそみたいなあいらぶゆーとかげろがでるったらげろがでる)

ウソみたいなアイラブユーとか　ゲロが出るったら　ゲロが出る

(でもまんげつのこんなよるにはそういうのもありですね)

でも満月のこんな夜には　そういうのもありですね

(あれからいくとしのつきひがながれおち)

あれから幾年の月日が流れ落ち

(ふとわすれたころにいまでもおもいだす)

ふと忘れた頃に　今でも思い出す

(ありきたりのことばかさねためろでぃーが)

ありきたりの言葉　重ねたメロディーが

(おとなになったわたしのこころにひびいてくああひびいてく)

大人になった　私の心に響いてく　ああ響いてく

(もういやいやいやいやいやいやいやいや)

もう　嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌

(いやよいやよもすきのうち)

嫌よ嫌よも　好きのうち

(くそみたいなｊ－ｐｏｐがみにしみちゃってはっきょうちゅう)

クソみたいなJ-POPが　身に染みちゃって発狂中

(らぶというぜったいせいぎにゃひゃくせんれんぱいもういいぜ)

ラブという絶対正義にゃ　百戦連敗　もういいぜ

(うそみたいなはっぴーえんどへどがでるったらへどがでる)

ウソみたいなハッピーエンド　ヘドが出るったら　ヘドが出る

(でもやさぐれたいこんなよるにはちょうどいいのかもですね)

でもやさぐれたい　こんな夜には　ちょうど良いのかもですね

(くそみたいなｊ－ｐｏｐがみにしみちゃってはっきょうちゅう)

くそみたいなJ-POPが　身に染みちゃって発狂中

(らぶというぜったいせいぎはいつまでたってもまあいいぜ)

ラブという絶対正義は　いつまで経っても　まあいいぜ

(うそみたいなあいらぶゆーとかげろがでるったらげろがでる)

ウソみたいなアイラブユーとか　ゲロが出るったら　ゲロが出る

(でもまんげつのこんなよるにはそういうのもありですね)

でも満月のこんな夜には　そういうのもありですね

(ああやさぐれたいこんなよるにはうたいたくもなりますね)

ああ　やさぐれたい　こんな夜には　歌いたくもなりますね