意味怖うた

(うすいかーてんのすきまから)

薄いカーテンの隙間から

(いつもみていた、おにいさん)

いつも見ていた、お兄さん

(あのえがお、あのこえ、あのしぐさ)

あの笑顔、あの声、あの仕草

(ぜんぶ、ぜんぶ、だいすきだった)

全部、全部、大好きだった

(いつものかえりみち、うしろから)

いつもの帰り道、後ろから

(ふいによばれた「ねぇ、おじょうさん」)

ふいに呼ばれた「ねぇ、お嬢さん」

(ふりかえるわたしに、てをふった)

振り返る私に、手を振った

(「またあしたね」と、やさしいこえで)

「また明日ね」と、優しい声で

(ぱぱとままはいつもいうの)

パパとママはいつも言うの

(「しらないひととははなさないで」)

「知らない人とは話さないで」

(でも、おにいさんはちがうって)

でも、お兄さんは違うって

(わたし、しってる、やさしいもん)

私、知ってる、優しいもん

(かれんだー、まいにちまるつけて)

カレンダー、毎日丸つけて

(ゆびおりかぞえる、あのすうじ)

指折り数える、あの数字

(あとすこしで、おにいさんと)

あと少しで、お兄さんと

(ずっと、ずっと、いっしょになれる)

ずっと、ずっと、一緒になれる

(あのひ、かぎをしめわすれて)

あの日、鍵を閉め忘れて

(ほんのすこしだけ、ひらいてたどあ)

ほんの少しだけ、開いてたドア

(おにいさんのこえがきこえたの)

お兄さんの声が聞こえたの

(「かわいいおにんぎょう、つれにきたよ」)

「可愛いお人形、連れに来たよ」

(うすいかーてんのすきまから)

薄いカーテンの隙間から

(いつもみていた、おにいさん)

いつも見ていた、お兄さん

(あのえがお、あのこえ、あのしぐさ)

あの笑顔、あの声、あの仕草

(ぜんぶ、ぜんぶ、だいすきだった)

全部、全部、大好きだった

(いつものかえりみち、うしろから)

いつもの帰り道、後ろから

(ふいによばれた「ねぇ、おじょうさん」)

ふいに呼ばれた「ねぇ、お嬢さん」

(ふりかえるわたしに、てをふった)

振り返る私に、手を振った

(「またあしたね」と、やさしいこえで)

「また明日ね」と、優しい声で

(ぱぱとままはいつもいうの)

パパとママはいつも言うの

(「しらないひととははなさないで」)

「知らない人とは話さないで」

(でも、おにいさんはちがうって)

でも、お兄さんは違うって

(わたし、しってる、やさしいもん)

私、知ってる、優しいもん

(かれんだー、まいにちまるつけて)

カレンダー、毎日丸つけて

(ゆびおりかぞえる、あのすうじ)

指折り数える、あの数字

(あとすこしで、おにいさんと)

あと少しで、お兄さんと

(ずっと、ずっと、いっしょになれる)

ずっと、ずっと、一緒になれる

(あのひ、かぎをしめわすれて)

あの日、鍵を閉め忘れて

(ほんのすこしだけ、ひらいてたどあ)

ほんの少しだけ、開いてたドア

(おにいさんのこえがきこえたの)

お兄さんの声が聞こえたの

(「かわいいおにんぎょう、つれにきたよ」)

「可愛いお人形、連れに来たよ」