冱

(みなぎるきょうそうわーすとのまつろ)

漲る狂騒　ワーストの末路

(ぶらっくあうと)

ブラックアウト

(ふりかぶるかさ)

振りかぶる傘

(いぬくかたわのこうさい)

射抜く片■の虹彩

(よくぼうきぼうでくのぼう)

欲望　鬼謀　木偶の坊

(あほくさもうやってられんわ)

アホくさ　もう　やってられんわ！

(くいちぎったくびわ)

悔い契った首輪

(くいちぎってやるわ)

喰い千切ってやるわ

(あのひあなたがたくしたすべて)

あの日あなたが託した全て

(やぶれえぐれおいてさってしまった)

敗れ　抉れ　老いて去ってしまった

(おまえのせいやとわらったってくれ)

お前の所為やと笑ったってくれ

(そしてあいつにかせられたしんく)

そしてアイツに課せられた辛苦

(あくむにんむおりでしくはっくしてんねん)

悪夢？任務？檻で四苦八苦してんねん

(ついにいかれてもうたんか)

遂にイカれてもうたんか…？

(ねおんのあめ)

ネオンの雨

(けんそうをぬらすちのらすとのーと)

喧騒を濡らす　血のラストノート

(くだけちったきばとこえ)

砕け散った牙と声

(かなでるさいこうのでゅお)

奏でる最高の二重奏

(じゅうせいきせいじだいのさいせい)

銃声　既成　時代の再生

(じゃかあしいまたはじけてまえ)

じゃかあしい　また弾けてまえ！

(いきればいきるほど)

生きれば生きる程

(くろにそまっていく)

黒に染まっていく

(じごくにまったときつかぜ)

地獄に舞った時つ風

(かいごろしてきょうけん)

飼い殺して恭謙

(どぶそこさらったおりのかぎ)

ドブ底浚った檻の鍵

(さらいにいこうかたおもい)

攫いに行こう片思い

(じんせいたのしむだけ)

人生楽しむだけ

(たのしめればいいのにな)

楽しめればいいのにな

(よわにはなつほんぽうなこうしょう)

夜半に放つ奔放な哄笑

(じゆうのだいしょう)

自由の代償

(あのひふたりでえがいたいちにちに)

あの日ふたりで描いた一日に

(あなたひとり)

あなた　ひとり

(おいてさってしまった)

置いて去ってしまった

(おまえのせいだとうらまれもできない)

お前の所為だと恨まれもできない

(そしてきおくにまわるどくは)

そして記憶に回る毒は

(きょうかいようかい)

胸懐　溶解

(しょくざいにもなりはしない)

贖罪にもなりはしない

(またさいかいをまっている)

また再会を待っている

(あのひあなたがたくしたすべて)

あの日あなたが託した全て

(やぶれえぐれ)

敗れ　抉れ

(おいてさってしまった)

老いて去ってしまった

(おまえのせいやとわらったってくれ)

お前の所為やと笑ったってくれ

(そしてやっとてにとれたほんのう)

そしてやっと手に取れた本能

(ぼんのうほんもう)

煩悩？本望？

(どっちでもかわりゃせえへん)

どっちでも変わりゃせえへん

(おもいのままのほんとうを)

思いの儘の本当を

(きりさくとがれたこのしんぞうと)

切り裂く砥がれたこの心臓と