魔法ヶ丘

(わすれものをとりにかえろう)

忘れ物を取りに帰ろう

(たしかにあったふたりだけのけしき)

たしかにあった　二人だけが見てた景色

(きみをたずねて)

君をたずねて

(おもえばありふれたわんしーん)

思えばありふれたワンシーン

(あつめてた)

集めてた

(よこがおやすねてるしぐさとか)

横顔や　拗ねてる仕草とか

(たとえばぼくらのすとーりーの)

たとえば僕らのストーリーの

(ぞくへんがあるとしたら)

続編があるとしたら？

(なんていみのないもうそう)

なんて意味のない妄想

(こいってばおくびょうでつないではなしたて)

恋ってば臆病で　つないで離した手

(すなおになれなくて)

素直になれなくて

(きづけばちぐはぐなえんでぃんぐ)

気づけばチグハグなエンディング

(なにもないぼくにひとつだけ)

何もない僕にひとつだけ

(たいせつなきもちくれたひと)

大切な気持ちくれた人

(こわれそうなゆめそっとかさねあった)

壊れそうな夢　そっと重ね合った

(わすれものをとりにかえろう)

忘れ物を取りに帰ろう

(ゆうやけにそまるまほうがおか)

夕焼けに染まる魔法ヶ丘

(たしかにあったふたりだけがみてたけしき)

たしかにあった　二人だけが見てた景色

(きみをたずねて)

君をたずねて

(みらいにいきいそがされるまいにちも)

ミライに生き急がされる毎日も

(きみといればいまでみたされてた)

君といれば　イマで満たされてた

(このままどうにかなりそうなえそらごとうかべて)

このまま　どうにかなりそうな絵空事浮かべて

(ひとりじたばたしてた)

一人ジタバタしてた

(やさしさってみがってかわりたくないだけ)

優しさって身勝手　変わりたくないだけ

(せのびしてからまってけっきょくあべこべなめっせーじ)

背伸びして絡まって　結局あべこべなメッセージ

(さかみちをのぼりきったさきおどろくきみをやきつけた)

坂道を上りきった先　驚く君を焼きつけた

(はじけそうなむねぎゅっとかくしたんだ)

弾けそうな胸　ぎゅっと隠したんだ

(せかいのどこにでもあって)

世界のどこにでもあって

(ここにしかないまほうがおか)

ここにしかない魔法ヶ丘

(すべてのいろがきらめいてたちいさなきせき)

すべての色がキラめいてた　ちいさな奇跡

(このさびしさはきみがくれたおくりもの)

この寂しさは君がくれた贈り物

(なにもないぼくにひとつだけ)

何もない僕にひとつだけ

(たいせつなきもちをくれたひと)

大切な気持ちをくれた人

(こわれそうなゆめそっとかさねあった)

壊れそうな夢　そっと重ね合った

(わすれものをとりにかえろう)

忘れ物を取りに帰ろう

(ゆうやけにそまるまほうがおか)

夕焼けに染まる魔法ヶ丘

(たしかにあった)

たしかにあった

(たしかにあった)

たしかにあった

(ふたりだけにみええたけしき)

二人だけに見えた景色

(きみをたずねて)

君をたずねて