意味がわかると怖い話１３

(わたしはかれーをたべるとねむってしまうとくいたいしつだ。)

私はカレーを食べると眠ってしまう特異体質だ。

(ゆうしょくにかれーがでると、かんしょくするまえにばくすいしてしまう。)

夕食にカレーが出ると、完食する前に爆睡してしまう。

(だからおひるにきゅうしょくとかででるかれーは、のこすようにしている。)

だからお昼に給食とかででるカレーは、残すようにしている。

(たべたいのはやまやまだけど、おひるにねちゃったらじゅぎょうがきけなくなっちゃうしね。)

食べたいのは山々だけど、お昼に寝ちゃったら授業がきけなくなっちゃうしね。

(そんなこんなで１８ねん、だいがくせいになったわたしは、きょうからひとりぐらし。)

そんなこんなで１８年、大学生になった私は、今日から一人暮らし。

(「そうだ。きょうのゆうはんはかれーにしよう！」)

「そうだ。今日の夕飯はカレーにしよう！」

(じつはかれーじたいはだいすきだ。)

実はカレー自体は大好きだ。

(ねてもだいじょうぶなようにぱじゃまにきがえ、はじめてじぶんひとりでかれーをつくる。)

寝ても大丈夫なようにパジャマに着替え、初めて自分一人でカレーをつくる。

(「ごちそうさま！」)

「ごちそうさま！」

(はじめてだけど、けっこうおいしかった！)

初めてだけど、けっこう美味しかった！

(あれ？でもなんでかな？)

あれ？でもなんでかな？

(「ぜんぜん、ねむくならないな」)

「全然、眠くならないな」