POISON 翻訳

(あいすることはかねになる)

愛することは金になる

(きょうのこいびとはまぶしいらいとのしたにいて)

今日の恋人は眩しいライトの下にいて

(またひとつひどいよるをかさねる)

またひとつ、ひどい夜を重ねる

(あぁ)

あぁ…

(こうなるってきづかないといけなかった)

こうなるって気付かないといけなかった

(あんたのあかくてあついひとみをみたときに)

あんたの赤くて熱い瞳を見た時に

(ざれごとがはきだされたときに)

戯言が吐き出された時に

(じごくのなかでもさいあくなぶぶんってなんだろう)

地獄の中でも最悪な部分って何だろう

(おれはただじぶんをせめることしかできない)

俺はただ、自分を責めることしかできない

(だっておれはしってるおまえじしんがどくでおれにくれるえさもどくだってこと)

だって俺は知ってる お前自身が毒で、俺にくれる餌も毒だってこと

(このかんかくにくせになりすぎてのみこむしかないんだよ)

この感覚に癖になりすぎて、 飲み込むしかないんだよ

(これはおれじしんのせんたくまいばんあしたにきづかないふりをしてる)

これは俺自身の選択 毎晩明日に気付かないフリをしてる

(むちゅうでおれをほしがってよむかしそうしてくれたみたいに)

夢中で俺を欲しがってよ、 昔そうしてくれたみたいに

(そうすればおれはあんたのもの)

そうすれば俺はあんたのもの

(あんたのどくでおれがころされてものがたりはおしまい)

あんたの毒で俺が殺されて、物語はおしまい

(じぶんでいないことがとくぎになった)

自分でいないことが特技になった

(あんたにとってみみざわりのいいはなしばかりおぼえた)

あんたにとって耳障りのいい話ばかり覚えた

(おれはひとりになってきえる)

俺は独りになって、消える

(とてもたえられないもうひとくちのみほす)

とても耐えられない　もう一口、飲み干す

(おまえもおまえがくれるそれもどくだってしってる)

お前も、お前がくれるそれも毒だって知ってる

(まずくてのどがつまるのにのみこむのをとめられない)

不味くて喉が詰まるのに、 飲み込むのを止められない

(これはおれのせんたくあしたなんてないみたいにつかいすてられるのも)

これは俺の選択 明日なんてないみたいに使い捨てられるのも

(またおれをもとめてむかししてくれたみたいに)

また俺を求めて、昔してくれたみたいに

(そしておれがおまえのものになれば)

そして俺がお前のものになれば

(どくでころされるだけのつまらないじんせい)

毒で殺されるだけの、つまらない人生

(どくにおぼれてる)

毒に溺れてる

(どれだけみたしてもぐらすはからのまま)

どれだけ満たしてもグラスは空のまま

(たすけてここからだして)

助けて、ここから出して

(あすをのぞむためのなにかをおれももっていればよかったのに)

明日を望むための何かを、 俺も持っていればよかったのに