ポテト/重音テトsv　佐倉流星

(たぶんわたしいきていけない)

多分わたし生きていけない

(だからさいごぽてとをたべる)

だから最期ポテトを食べる

(もしもあいがうられてたら)

もしも愛が売られてたら

(それはいくらどこでかえる)

それは幾ら？何処で買える？

(しょせんぼくらよくのけしん)

所詮僕ら欲の化身

(つぎからつぎへえものをかえる)

次から次へ獲物を変える

(あのひみてたゆめはせつな)

あの日観てた夢は刹那

(すがたをかえわたしをおそう)

姿を変え私を襲う

(いきるりゆうとくになくて)

生きる理由特に無くて

(てんじょうながめぽてとをたべる)

天井眺めポテトを食べる

(ああ)

ああ

(このじんせいったら)

この人生ったら

(すばらしいにくたらしい)

素晴らしい、憎たらしい

(さあ)

さあ

(くるしいのはいっしゅん)

苦しいのは一瞬

(かくごをきめようぜ)

覚悟を決めようぜ

(ようびかんかくもはやなくて)

曜日感覚もはや無くて

(おなじけしきくりかえすひび)

同じ景色繰り返す日々

(きぼうぜつぼうくべつつかず)

希望絶望区別つかず

(なにかをくいてかべにあやまる)

何かを悔いて壁に謝る

(かれたはなはにどとさかず)

枯れた花は二度と咲かず

(ぶざまなままそのせいおえる)

無様なままその生終える

(ひともおなじけっしてもどらず)

ヒトも同じ決して戻らず

(はいとかしてそのままきえる)

灰と化してそのまま消える

(かけたこころかくすように)

欠けた心隠すように

(ひとのまえでむりにわらう)

他人の前で無理に笑う

(だけどいまもなおらぬこころ)

だけど今も治らぬ心

(あたまくるいぽてとにいのる)

頭狂いポテトに祈る

(ああ)

ああ

(このじんせいったら)

この人生ったら

(すばらしいにくたらしい)

素晴らしい、憎たらしい

(さあ)

さあ

(くるしいのはいっしゅん)

苦しいのは一瞬

(かくごをきめようぜ)

覚悟を決めようぜ

(ああ)

ああ

(どうしてこんな)

どうしてこんな

(くだらないつまらない)

くだらない、つまらない

(いつか)

いつか

(しあわせになんて)

幸せになんて

(なれたらいいのにな)

なれたらいいのにな

(わかきころのまぶしいゆめは)

若き頃のまぶしい夢は

(むねのくろですべてかくす)

胸の黒で全て隠す

(たぶんわたしいきていかない)

多分わたし生きていかない

(だからさいごぽてとがあまる)

だから最期ポテトが余る