いえない

(しんぱいないよってきれいごとばっかならべちゃって)

心配ないよって　綺麗事ばっか並べちゃって

(あれほんとうによかったっけっていまさらしかたがないけど)

あれ本当に良かったっけ？　って今更仕方がないけど

(いつもはしってころんでのくりかえし)

いつも走って転んでの繰り返し

(もうふんだりけったりやりなおし)

もう踏んだり蹴ったりやりなおし

(そのさいごのさいごのさいごはわらっていたいねいたいね)

その最後の最後の最後は　笑っていたいね　いたいね

(しょうさんとかまったくないしおりこうさんのままいのっていたんだ)

勝算とか全くないし　お利口さんのまま祈っていたんだ

(どれだけてをのばしたっててにはいらないものもあるんだって)

どれだけ手を伸ばしたって　手に入らないものもあるんだって

(さいしょからまちがっていたんだといまさらわかってしまった)

最初から間違っていたんだと今更わかってしまった

(あたしにげたいにげたいにげたい)

あたし逃げたい　逃げたい　逃げたい

(なんてねいえないいえないまだゆめのなか)

なんてね　言えない　言えない　まだ夢の中

(ねぇきいてよちょっとおおげさなあたしのねがいごと)

ねぇ聴いてよ　ちょっと大袈裟なあたしの願い事

(あたししりたいしりたいしりたい)

あたし知りたい　知りたい　知りたい

(いまでもやまないやまない)

今でも　止まない　止まない

(あなたのちゅーんがあたまのそこからはなれないの)

あなたのチューンが頭の底から離れないの

(ちょっとだけよわねもうたわせて)

ちょっとだけ弱音も歌わせて

(しんぱいないよってはれたまぶたにもなれちゃって)

心配ないよって　腫れたまぶたにも慣れちゃって

(あれこれいつからだったっけふこうじまんではないけど)

あれ、これいつからだったっけ？　不幸自慢ではないけど

(かがみにうつったあたしとだましあいまたねがってねたんでからまわり)

鏡に映ったあたしと騙し合い　また願って妬んで空回り

(あたまのなかひとりおもいあがりきづいちゃってはずかしいや)

頭の中独り思い上がり　気づいちゃって恥ずかしいや

(ばかなあたしのかんちがいちょっとゆめみちゃっただけ)

馬鹿なあたしの勘違い　ちょっと夢見ちゃっただけ

(あたしにげたいにげたいにげたい)

あたし逃げたい　逃げたい　逃げたい

(なんてねいえないいえないまだゆめのなか)

なんてね　言えない　言えない　まだ夢の中

(めをそむけたほうがこうふくなしんじつもあるでしょ)

目を背けた方が幸福な真実もあるでしょ

(けっしてとどかないとどかないとどかないものほど)

決して届かない　届かない　届かないものほど

(しりたいしりたいあなたのちゅーんのなか)

知りたい　知りたい　あなたのチューンの中

(ほらいつもさとってしまうのちょっとだけあたしもおぼえてて)

ほら、いつも悟ってしまうの　ちょっとだけあたしも憶えてて