螺旋階段／石狩あかり（あおぎり高校）

(ひとりまよえばｒｏｕｎｄａｎｄｒｏｕｎｄ)

一人迷えばround and round

(でぐちをさがしてる)

出口を探してる

(ここはあるくたびねえどうして)

此処は歩く度 ねえどうして

(いたいの)

痛いの

(ひとつわすれてきえてった)

一つ忘れて消えてった

(かがみのなかはだれ)

鏡の中は誰

(あなたのはなしてる)

あなたの話してる

(わたしがいないの)

私が いないの

(たとえばうまれかわるなら)

例えば生まれ変わるなら

(あのとりはどうかな)

あの鳥はどうかな

(だけどとべたとして)

だけど飛べたとして

(どこへとゆけばいいんだろう)

何処へと行けばいいんだろう

(ずっといやなんだ)

ずっと嫌なんだ

(ずっとわかんないんだ)

ずっと分かんないんだ

(ゆめならさめるのはいつなんだ)

夢なら覚めるのは何時なんだ

(だれかこたえてよ)

誰か答えてよ

(てをつないだってまわるまわる)

手を繋いだって 回る回る

(わたしとｒｏｕｎｄａｎｄｒｏｕｎｄ)

私とround and round

(そらにおっこちてしろもくろも)

空に落っこちて 白も黒も

(ほらまざりあうね)

ほら混ざり合うね

(てをはなしたってめぐりめぐる)

手を離したって 巡り巡る

(せかいはｔｉｍｅａｎｄｔｉｄｅ)

世界は time and tide

(いきもできないほどのいまをみたい)

息もできないほどの今を見たい

(わたしはなんどでも)

私は何度でも

(らせんかいだんをうえにかけてく)

螺旋階段を上に駆けてく

(とびらのむこうがわ)

扉の向こう側

(あなたと)

あなたと

(いたいから)

いたいから

(もっとこえをききたくて)

もっと声を聞きたくて

(もっとしりたくて)

もっと知りたくて

(そっとひつぜんという)

そっと必然という

(ことばがみつかればいい)

言葉が見つかればいい

(きっとはなしたくないね)

きっと話したくないね

(きっといらないよね)

きっといらないよね

(いっそこのみみを)

いっそこの耳を

(ふさいでいたい)

塞いでいたい

(だっていやなんだ)

だって嫌なんだ

(だってかわんないんだ)

だって変わんないんだ

(ゆめならさめるとかうそばかり)

夢なら覚めるとか嘘ばかり

(だれかだれかだれかわらってよ)

誰か 誰か 誰か笑ってよ

(めをそらしたってながれながる)

目を逸らしたって 流れ流る

(きのうにｓａｙｇｏｏｄｎｉｇｈｔ)

昨日にsay good night

(ばかみたいねみぎもひだりもただ)

馬鹿みたいね 右も左も ただ

(えらぶだけ)

選ぶだけ

(てをつないだってまわるまわる)

手を繋いだって 回る回る

(わたしとｒｏｕｎｄａｎｄｒｏｕｎｄ)

私とround and round

(そらにおっこちてしろもくろも)

空に落っこちて 白も黒も

(ほらまざりあうね)

ほら混ざり合うね

(てをはなしたってめぐりめぐる)

手を離したって 巡り巡る

(せかいはｔｉｍｅａｎｄｔｉｄｅ)

世界は time and tide

(いきもできないほどのいまをみたい)

息もできないほどの今を見たい

(わたしはなんどでも)

私は何度でも

(らせんかいだんをうえにかけてく)

螺旋階段を上に駆けてく

(とびらのむこうがわ)

扉の向こう側

(あなたと)

あなたと

(いたいから)

いたいから