四の五の言わず颯と別れてあげた

(かたづけのとちゅうかべとそふぁのあいだ)

片付けの途中 壁とソファの間

(いきひそめてたこいのざんがい)

息ひそめてた 恋の残骸

(きみにもらってなくしたかたっぽのぴあす)

キミにもらって なくした片っぽのピアス

(ふぇいくでもだいやもんどえいえんしんじてた)

硝子玉(フェイク)でもダイヤモンド “永遠”信じてた

(どうすればよかったのうらぎりものとせめて)

どうすればよかったの 「裏切り者」と責めて

(なじればもっとこじれたのかもとさやだったのか)

なじればもっと拗れたのか 元鞘だったのか

(しのごのいわずさっとわかれてあげた)

四の五の言わず 颯と別れてあげた

(なきがおみせるまもなくびょうで)

泣き顔 見せる間もなく、秒で

(それでもこころはいまもなきっぱなし)

それでも心は 今も泣きっぱなし

(だってかんたんにわすれるようなこいはしてない)

だって簡単に忘れるような恋はしてない

(ただたのしかったおもいでたちがけっか)

ただ楽しかった 思い出たちが結果

(いたみにばけてぜんしんをおそう)

痛みに化けて全身を襲う

(しぇあしあったものひとひらひとかけらでも)

シェアし合った宝物(もの) ひとひら、ひとかけらでも

(きみにはのこってるぜんぶもうすてたかな)

キミには残ってる？ 全部もう捨てたかな…

(なにがまちがいだったのなにもまちがいじゃないなら)

何が間違いだったの 何も間違いじゃないなら

(ひりひりうずくきずのせいぶんだれかおしえてよ)

ヒリヒリ疼く傷の成分 誰か教えてよ

(しのごのいわずさっとわかれてあげた)

四の五の言わず 颯と別れてあげた

(なんおくのわーどでもたりないから)

何億のワードでも 足りないから

(ことばはこころにいまもおいつけなくて)

言葉は心に 今も追いつけなくて

(だってかんたんにかたれるようなこいはしてない)

だって簡単に語れるような恋はしてない

(かえりたいかえれない)

帰りたい 帰れない

(ほんとにほんとにすきだった)

ほんとにほんとに好きだった

(ほんとにほんとにだいじだった)

ほんとにほんとに大事だった

(きづいてもおそい)

気づいても遅い

(おわりのしゅんかんまでほほえんだわたしはつよい)

終わりの瞬間まで 微笑んだ私は強い

(ふりしたうそつき)

ふりした嘘つき

(しのごのいわずさっとわかれてあげた)

四の五の言わず 颯と別れてあげた

(なきがおみせるまもなくびょうで)

泣き顔 見せる間もなく、秒で

(それでもこころはいまもなきっぱなし)

それでも心は 今も泣きっぱなし

(だってかんたんにわすれるようなこいはしてない)

だって簡単に忘れるような恋はしてない