追想の愛　「、。などはありません

(ああさきだつものなど)

ああ「先立つもの」など

(さきをみたざれごと)

先を見た戯言

(ばちがいないのりをたましいとよびましょ)

場違いな祈りを魂と呼びましょ

(あれやこれやほしがったって)

あれやこれや欲しがったって

(たかがしれてるりょうて)

たかが知れてる両手

(いくつあつめりゃしょうてんできるの)

いくつ集めりゃ昇天できるの？

(これはしゅんなもんでもんで)

これは旬なもんでもんで

(ぎらぎらかがやいて)

ギラギラ輝いて

(それはかこのもんでもんで)

それは過去のもんでもんで

(ぺらぺらにみえるの)

ペラペラに見えるの？

(ひめくりなそのひとみぎとぎとがすぎるよ)

日捲りなその瞳ギトギトが過ぎるよ

(かるまをながせ)

業を流せ

(ああくりかえすりんねかすれてゆくりんり)

ああ繰り返す輪廻掠れてゆく倫理

(もちはもちやじゃなくたって)

餅は餅屋じゃなくたって

(それっぽければいいって)

それっぽければいいって

(ならばいのちもはりぼてでいいの)

ならば命もハリボテでいいの？

(もれたほこりとっぱらって)

盛れた埃とっぱらって

(つるつるなじぶんで)

ツルツルな自分で

(これがほこりだってもんを)

これが誇りだってもんを

(せこせこみがいたら)

セコセコ磨いたら

(かなしみもよろこびもあせみずながしましょ)

哀しみも喜びも汗水流しましょ

(かるまをいだいて)

業を抱いて

(これはしゅんなもんでもんで)

これは旬なもんでもんで

(ぎらぎらかがやいて)

ギラギラ輝いて

(それはかこのもんでもんで)

それは過去のもんでもんで

(ぺらぺらにみえるの)

ペラペラに見えるの？

(ひめくりなそのひとみぎとぎとがすぎるよ)

日捲りなその瞳ギトギトが過ぎるよ

(かるまをながせ)

業を流せ