LADY

(ぼくらはまじっくできおくをうわがきしあった)

僕らはマジックで 記憶を上書きし合った

(はじめてをひとりじめしたくて)

「初めて」を独り占めしたくて

(きみはいったよねあとかたもなくぬりつぶして)

君は言ったよね 跡形もなく塗りつぶして

(ほんとうにはじめてになれたらと)

本当に「初めて」になれたらと

(そんなおもいに２りして)

そんな思いに２人して

(としがいもなくあいとふりがなつけた)

年甲斐もなく「アイ」とフリガナつけた

(いたくてこわくてうれしくて)

痛くて 怖くて 嬉しくて

(ゆめみたいだねおさなくて)

夢みたいだね 幼くて

(ためらってすれちがってもいとしいのはおたがいさま)

ためらってすれ違っても 愛しいのはお互い様

(ばかみたいだねめんどうくさくて)

馬鹿みたいだね 面倒くさくて

(せかいでいちばんすてきなｌａｄｙａｈ)

世界で一番 素敵なLADY ah

(いつかはなれてからさもなくなるさとか)

いつかは慣れて 辛さもなくなるさとか

(かこがあるからしあわせをまもれるんだとか)

過去があるから 幸せを守れるんだとか

(きづけばもうきのきいたこともいえなくなって)

気付けば もう気の利いた事も言えなくなって

(ぼくらなんてなんてちいさくなってしまったのだろう)

僕らなんて なんて小さくなってしまったのだろう

(なんどなみだをながしても)

何度涙を流しても

(きえないゆせいいんくのしぶといあいが)

消えない油性インクのしぶとい「アイ」が

(いたくてにくくてなさけなくて)

痛くて 憎くて 情けなくて

(ゆめみたいだねおさなくて)

夢みたいだね 幼くて

(いじはってはなれたってさびしいのはおたがいさま)

意地張って 離れたって 寂しいのはお互い様

(ばかみたいだねめんどうくさくて)

馬鹿みたいだね 面倒くさくて

(せかいでいちばんすてきなｌａｄｙａｈ)

世界で一番 素敵なLADY ah

(ふたしかでもどかしくてたえられないほどのおもいを)

不確かで もどかしくて 耐えられないほどの想いを

(うまれてはじめてきみがぼくにくれた)

生まれて初めて 君が僕にくれた

(ぼくはきみにおぼれた)

僕は君に溺れた

(ゆめみたいだねおさなくて)

夢みたいだね 幼くて

(ためらってすれちがってもいとしいのはおたがいさま)

ためらって すれ違っても 愛しいのはお互い様

(ばかみたいだねめんどうくさくて)

馬鹿みたいだね 面倒くさくて

(せかいでいちばんすてきなｌａｄｙａｈ)

世界で一番 素敵なLADY ah

(ゆめみたいだねおさなくて)

夢みたいだね 幼くて

(いじはってはなれたってさびしいのはおたがいさま)

意地張って 離れたって 寂しいのはお互い様

(ばかみたいだねめんどうくさくて)

馬鹿みたいだね 面倒くさくて

(せかいでいちばんすてきなｌａｄｙａｈ)

世界で一番 素敵なLADY ah

(いとしくていとしくてたまらないｌａｄｙａｈ)

愛しくて 愛しくて たまらないLADY ah

(せかいでいちばんすてきなｌａｄｙａｈ)

世界で一番 素敵なLADY ah