Actor

(かたがきのうえで)

肩書の上で

(おどるしるえっと)

踊るシルエット

(ほんねはむねぽっけにしまっておこう)

本音は胸ポッケに仕舞っておこう

(まばらかなあしおと)

疎らかな足音

(りずむをくずされるような)

リズムを崩されるような

(そんなのいずもここちいい)

そんなノイズも心地良い

(どたばたなひびを)

ドタバタな日々を

(ちぐはぐなほはばであるいていく)

チグハグな歩幅で歩いていく

(つないだてのひらに)

つないだ手の平に

(たしかにかんじるぬくもり)

確かに感じる温もり

(だれもがきかざりおどるあくたー)

誰もが着飾り踊るアクター

(それでもどこか)

それでも何処か

(きみとぼくのかいわのすきま)

君と僕の会話の隙間

(みえかくれしている)

見え隠れしている

(おもいはなげあうほどに)

想いは投げ合うほどに

(あんどするふしぎ)

安堵する不思議

(いつかおわるこんなひびだけど)

いつか終わるこんな日々だけど

(いまはまだ)

今はまだ

(このはちゃめちゃで)

このハチャメチャで

(いびつなぼくらの)

歪な僕らの

(あしたをねがっている)

明日を願っている

(ひがおちるころ)

陽が落ちる頃

(ぼやけるしるえっと)

ぼやけるシルエット

(べつのかおをまとっているよるをかける)

別の顔を纏っている夜を駆ける

(かんぺきにみせた)

完璧にみせた

(ふかのうはまるでないような)

不可能はまるでないような

(そんなりそうをおいかけて)

そんな理想を追いかけて

(くたくたにつかれて)

クタクタに疲れて

(でこぼこにすりへるこころを)

デコボコに擦り減る心を

(つなぎとめるひかりは)

繋ぎ止める光は

(いつかのぼくとのやくそく)

何時かの僕との約束

(みあげたそらをみたすすてら)

見上げた空を満たすステラ

(そのひとつひとつが)

その一つ一つが

(ちがうきおくかかえてうかぶ)

違う記憶抱えて浮かぶ

(こどくなまたたき)

孤独な瞬き

(むねにひめたきみのこころのうち)

胸に秘めた君の心の内

(よみとけたなら)

読み解けたなら

(なんてなやむひもあるけれど)

なんて悩む日もあるけれど

(すれちがいながら)

すれ違いながら

(ふぞろいなこころでもむきあっていたいんだ)

不揃いな心でも向き合っていたいんだ

(みえないものにあいはひそんでいる)

見えないものに愛は潜んでいる

(だれもが)

誰もが

(だれにもみせない)

誰にも見せない

(かおをかくしている)

顔を隠している

(それはだいじなひとをおもう)

それは大事な人を想う

(やさしさのあかし)

優しさの証

(だれもがきかざりおどるあくたー)

誰もが着飾り踊るアクター

(それでもぼくら)

それでも僕ら

(てとてをつなぎきょうもえがく)

手と手をつなぎ今日も描く

(まだみぬすとーりー)

まだ見ぬストーリー

(ゆるがないおもいはいつしか)

揺るがない想いはいつしか

(しなりおをこえる)

シナリオを越える

(いつかおわるこんなひびだから)

いつか終わるこんな日々だから

(いまはまだ)

今はまだ

(このはちゃめちゃで)

このハチャメチャで

(いびつなせかいを)

歪な世界を

(かれいにまいおどる)

華麗に舞い踊る