ギルティ

(あざやかなだんとうだい)

鮮やかな断頭台

(こうかいにゆめごこち)

後悔に夢心地

(ときめきのいっしょうがい)

ときめきの一生涯

(あざやかなざんのうない)

鮮やかな「残」脳内

(さよならはあめのなか)

さよならは雨の中

(きみのためにあつめたむくろに)

君のために集めた骸に

(すくえないぞうかがまたさいた)

救えない造花がまた咲いた

(あふれだすぞうきをつないだのに)

あふれだす臓器をつないだのに

(もどらないなんていたずらみたい)

戻らないなんて悪戯みたい

(いたいくらいいたいくらい)

痛いくらい　痛いくらい

(もうそうとかじつがとけあうさいじょうかい)

妄想と果実が溶け合う裁上階

(きみとみたｉゆめでみたあいきみいがいない)

君と見たI　夢で見た愛　君以外ない

(しんじつをおしえて)

真実を教えて

(かみもひともまざりあって)

神も人も混ざり合って

(はやくこのめをひきさいてたべておねがい)

早くこの眼を引き裂いて食べてお願い

(だきしめてころしてころしてころして)

抱きしめて×して×して×して

(ふさいだそらにとう)

ふさいだ空に問う

(ゆめをつたうちょうはかたはでどこへいくの)

夢を伝う蝶は片羽で何処へ行くの

(もどれないならいますぐつきさして)

戻れないなら今すぐ突き刺して

(せんけつにそまるつみとばつ)

鮮×血に染まる罪と罰

(とらわれたきずあとにあねもねがさく)

とらわれた傷跡にアネモネが咲く

(きょうがさいごのよるだって)

今日が最後の夜だって

(わかってたそれでもてをのばした)

理解ってたそれでも手を伸ばした

(とうめいなこうけいをのぞきこんでは)

透明な口径をのぞき込んでは

(みえないきみをまつから)

見えない君を待つから

(くちてくらくえんで)

朽ちてく楽園で

(ぼくをさばいて)

僕を裁いて

(あざやかなだんとうだい)

鮮やかな断頭台

(こうかいにゆめごこち)

後悔に夢心地

(ときめきのいっしょうがい)

ときめきの一生涯

(あざやかなざんのうない)

鮮やかな「残」脳内

(さよならはあめのなか)

さよならは雨の中

(しんしょくするこどくなあすてりあ)

侵食する孤独なアステリア

(そばにいてくれなきゃだめなんだ)

傍にいてくれなきゃダメなんだ

(ふれられないよふれてみたいよ)

触れられないよ　触れてみたいよ

(ぼくじゃないだれかがわらいだす)

僕じゃない誰かが笑いだす

(いたいくらいいたいくらい)

痛いくらい痛いくらい

(ざんきょうとわるつがりせいとまいおどる)

残響とワルツが理性と舞い踊る

(きみとみたｉゆめでみたあいきみいがいない)

君と見たI　夢で見た愛　君以外ない

(すくいのないじごく)

救済の無い地獄

(けがれたてのひらにひかるあかいほうせきをぜんぶあげる)

穢れた掌に光る赤い宝石を全部あげる

(はやくめをさまして)

早く目を覚まして

(せんけつにそまるつみとばつ)

鮮×血に染まる罪と罰

(ふはいしたやくそくにあねもねがさく)

腐敗した約束にアネモネが咲く

(あやまちをぬりかさねた)

過ちを塗り重ねた

(ぼくはずっとあのひにとらわれたまま)

僕はずっとあの日に囚われたまま

(とうめいなこうけいをのぞきこんでは)

透明な口径をのぞき込んでは

(みえないきみをまってた)

見えない君を待ってた

(くちてくらくえんで)

朽ちてく楽園で

(ぼくをさばいて)

僕を裁いて

(こわして)

壊して

(ひびわれたせかいで)

ひび割れた世界で

(こわれた)

壊れた

(けがれた)

穢れた

(こころもあいして)

心臓も愛して