リップスティック

(こどくふあんうそいつわりそのあかしあかいかたまり)

孤独不安嘘偽り　その証赤い塊

(これはさいんあたしはろんりー)

これはサイン　あたしはロンリー

(ねえうまくあまえられないこどもじゃないの)

ねえうまく甘えられない　子供じゃないの

(かっこつけたいいつわってみえはって)

かっこつけたい　偽って見栄はって

(うらやましいってもっといって)

「うらやましい」ってもっと言って

(はでにきかざってえんじるほどにからっぽになっていくみたい)

派手に着飾って演じるほどに空っぽになっていくみたい

(むりしてるうそだらけだきしめられてもまださびしい)

無理してる嘘だらけ　抱きしめられてもまだ寂しい

(ざっとうにまぎれこんであたらしいあたしえんじて)

雑踏に紛れ込んで　新しいあたし演じて

(ほんとのあたしはだれだっけ？おいかけるほどとおくなって)

ほんとのあたしは誰だっけ？　追いかけるほど遠くなって

(うまくだませてるならいいね)

うまく騙せてるなら「いいね」

(うそばっかりみんなきらいであたしはあたしになりたくて)

嘘ばっかりみんな嫌いで　あたしはあたしになりたくて

(さけんでもさけんでもかなわないだれもあたしをふりかえらない)

叫んでも叫んでも　叶わない誰もあたしを振り返らない

(かまってよほっとかないでもうつかれるまであたしとあそんで)

かまってよ　ほっとかないでもう　疲れるまであたしと遊んで

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしをかくして)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたしを隠して

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしきみだけはきれいっていって)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたし君だけは綺麗って言って

(ほしいほしいほしいほしい)

欲しい、欲しい、欲しい、欲しい

(じぶんなりのしあわせじぶんだけのかちかんで)

自分なりの「幸せ」自分だけの価値観で

(くらべたくないのにまたあのこをうらやましくおもう)

比べたくないのにまた　あの子を羨ましく思う

(だいすきっていわれたってさびしいのほんとうにつながりあってるの？)

大好きって言われたって寂しいの　ほんとうに繋がり合ってるの？

(つかれきったかおひきつるえがおあたしきみにどんなふうにみえてる？)

疲れきった顔　ひきつる笑顔　あたし君にどんな風に見えてる？

(ないふでこころきりさいてみえないかげふりまわされ)

ナイフで心切り裂いて　見えない影振り回され

(おびえながらゆがんでくだいじなものみうしなってく)

怯えながら歪んでく、大事なもの見失ってく

(しごともしてるこいもしてるおとななりにたのしんでる)

仕事もしてる恋もしてる　大人なりに楽しんでる

(でもみたされないこのはーともう！)

でも満たされないこのハートもう！

(たいくつでたいくつではやくむかえにきてつよくだきしめて)

退屈で退屈で　早く迎えに来て強く抱きしめて

(そらあおいでまちにらんでにげだすわけにいかないからたえてる)

空仰いで　街睨んで　逃げ出すわけにいかないから耐えてる

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしをさがして)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたしを探して

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしきみだけはきれいっていって)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたし君だけは綺麗って言って

(ほしいほしいほしいほしい)

欲しい、欲しい、欲しい、欲しい

(さけんでもさけんでもかなわないだれもあたしをふりかえらない)

叫んでも叫んでも　叶わない誰もあたしを振り返らない

(かまってよほっとかないでもうつかれるまであたしとあそんで)

かまってよ　ほっとかないでもう　疲れるまであたしと遊んで

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしをかくして)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたしを隠して

(あかいりっぷすてぃっくくちびるにまとうほんとうのあたしきみだけはきれいっていって)

赤いリップスティック唇に纏う　ほんとうのあたし君だけは綺麗って言って

(ほしいほしいほしいほしい)

欲しい、欲しい、欲しい、欲しい