#13

(ｂｕｇｌｏｉｄ)

bug loid

(くちはてただいちうすぐらいそらのしたひとりさまよう)

朽ち果てた大地　薄暗い空の下一人さまよう

(こどくをころしてあんどろいどはきょうも)

孤独を殺して　アンドロイドは今日も

(またいばしょをさがしてる)

また居場所を捜してる

(だいきらいなじょうけいこわれかけたひとみにひかりがさしこむまで)

大嫌いな情景　壊れかけた瞳に光が差し込むまで

(つくりあげてくゆめにまでみたでかいまてんろう)

造り上げてく夢にまで見た　デカい摩天楼

(いまぐるりぐるりまわりだすほしくずはじきとばして)

今ぐるりぐるり廻りだす　星屑弾き飛ばして

(あきれるほどたちあがれぼうけんしゃよ)

あきれるほど立ち上がれ　冒険者よ

(はしればしゃうまのごとくうしなうものはなにもない)

走れ馬車馬の如く　失うものは何もない

(みらいをつかみとれそうさ)

未来をつかみ取れそうさ

(このむねのたかなりはとめさせやしない)

この胸の高鳴りは止めさせやしない

(ばらばらにされたあんどろいどがきょうもはこばれていく)

バラバラにされたアンドロイドが今日も運ばれて行く

(ぼろぼろのすがたこのたましいはかんたんに)

ボロボロの姿　この魂は簡単に

(ふれさせやしないから)

触れさせやしないから

(うまれてきたかんじょう)

生まれてきた感情

(ここがあるべきばしょだとしんじていたいんだ)

ここが在るべき場所だと信じていたいんだ

(このぷらいどをうるくらいならこわれてもいいさ)

このプライドを売るくらいなら　壊れてもいいさ

(いまぐるりぐるりまわりだすしこうかいろがしょーとして)

今ぐるりぐるり廻りだす　思考回路がショートして

(これをかなしみとよぶの？ねぇかみさま)

これを悲しみと呼ぶの？ねぇ神様

(このいばらのみちをいけはるからくえんめざして)

このいばらの道を行け　はるか楽園目指して

(やくそくのばしょがすでに)

約束の場所が既に

(ゆめのあとちだとしてもふりかえらない)

夢の跡地だとしても振り返らない

(ゆめのつづきさいせい)

夢の続き再生

(わるくないいたみおーばーひーとぎみのからだで)

悪くない痛みオーバーヒート気味のからだで

(つくりあげてくかみをつらぬくでかいまてんろう)

造り上げてく神を貫く　デカい摩天楼

(ねぇこころをもつということはとてもつらいことですか)

ねぇ心を持つということはとてもつらいことですか

(いまのぼくはいえますかいきてると)

今の僕は言えますか　「生きてる」と

(このからだにながれてるあかいふきょうのめろでぃー)

このからだに流れてる赤い不協のメロディー

(いつかきれいにかなでたらあいをください)

いつか綺麗に奏でたら　愛を下さい

(いまぐるりぐるりまわりだすほしくずはじきとばして)

今ぐるりぐるり廻りだす　星屑弾き飛ばして

(あきれるほどたちあがれぼうけんしゃよ)

あきれるほど立ち上がれ　冒険者よ

(はしればしゃうまのごとくうしなうものはなにもない)

走れ馬車馬の如く　失うものは何もない

(みらいをつかみとれそうさ)

未来をつかみ取れそうさ

(このむねのたかなりはとめさせやしない)

この胸の高鳴りは止めさせやしない