悲しみは愛情のように

(ふたりあるいたまちなみのあきのけはいがなつかしいのはみおくったかぜが)

二人歩いた街並みの秋の気配が懐かしいのは見送った風が

(あのころのきみがすこしつめたいけどむじゃきだったから)

あの頃の君が少し冷たいけど無邪気だったから

(ふたりすごしたまいにちがゆうやけのようにはかないのは)

二人過ごした毎日が夕焼けのように儚いのは

(くせのあるこえとくせになるえがおうつろうかげをかくしてたから)

癖のある声と癖になる笑顔移ろう影を隠してたから

(いまはきみさりほしにのこされたうんめいはきまぐれだけど)

今は君去り星に残された運命は気まぐれだけど

(このかなしみはあいじょうのようにぼくをかがやかせるこころみ)

この悲しみは愛情のように僕を輝かせる試み

(あのひせかいがかわったけれどきみはもうずっとおなじ)

あの日世界が変わったけれど君はもうずっと同じ

(ひとりたたずむまちかどでたそがれのそらあおぎながら)

一人たたずむ街角で黄昏の空仰ぎながら

(きずなのちかいときずつけたこうかいさまようくもにかさねたひみつ)

絆の誓いと傷つけた後悔彷徨う雲に重ねた秘密

(もしもたいせつなことばいえたならきょうはちがっていたのかな？)

もしも大切な言葉言えたなら今日は違っていたのかな？

(このさよならはありがとうのようにたましいにかたりかけるささやき)

このサヨナラは「ありがとう」のように魂に語りかけるささやき

(むくなこころをひとはなくすけどあいはみんなのもとめてる)

無垢な心を人は失くすけど愛はみんなの求めてる

(わすれてたけだかさめざめさせてくれたいみ)

忘れてた気高さ目覚めさせてくれた意味

(やみにしずむのもつよくいきるのもえらんだあすをてにして)

闇に沈むのも強く生きるのも選んだ明日を手にして

(このかなしみはあいじょうのようにぼくをかがやかせるこころみ)

この悲しみは愛情のように僕を輝かせる試み

(あのひせかいはかわったけれどぼくはずっとおなじ)

あの日世界は変わったけれど僕はずっと同じ

(このさよならはありがとうのようにたましいにかたりかけるささやき)

このサヨナラは「ありがとう」のように魂に語りかけるささやき

(むくなこころをひとはなくすけどあいはみんなもとめてる)

無垢な心を人は失くすけど愛はみんな求めてる