夜行ハイウェイバス新宿行き

(すこしねれば？)

少し寝れば？

(よるにむかいたびだつきみへ)

夜に向かい旅立つ君へ

(いつまでもさけびつづけていて)

いつまでも叫び続けていて

(もういかないで)

もう行かないで

(もういかなくちゃ)

もう行かなくちゃ

(このうたをうたってほしい)

この歌を歌ってほしい

(しらないまちでおもいだせない)

知らない街で思い出せない

(おもいでをいつもわすれないで)

思い出をいつも忘れないで

(そういわないで)

そう言わないで

(もういかなくちゃ)

もう行かなくちゃ

(まじめにいきてます)

真面目に生きてます

(めんどくさいせいかくのぼくは)

めんどくさい性格の僕は

(むれるやつらをこばかにしてあぁ)

群れる奴等を小馬鹿にして　あぁ

(ははのかおもすなおにはみれないな)

母の顔も素直には見れないな

(つまんないなぁ。かもがわぞいで)

つまんないなぁ。鴨川沿いで

(たぶんあしたは２ばんめのそらもよう！)

多分明日は２番目の空模様！

(８１３わすれられないすうじ)

813忘れられない数字

(あなたがあいかわらずだと)

あなたが相変わらずだと

(やさしいゆめをみれそう)

優しい夢を見れそう

(だれかをすくううたなんて)

誰かを救う歌なんて

(うたいたくもない)

歌いたくもない

(すこしねれば？)

少し寝れば？

(ごぜん６じめざめはとうきょう)

午前6時目覚めは東京

(おきぬけのあまいめろでぃらいん)

起き抜けの甘いメロディライン

(もういかないで)

もう行かないで

(もういかなくちゃ)

もう行かなくちゃ

(このうたはすててゆけ)

この歌は捨ててゆけ

(きれいごとがはやりのまちで)

綺麗事が流行りの街で

(いきるがうまいいろこいうたに)

生きるが上手い色恋歌に

(ふりむかないで)

振り向かないで

(どうにかなるさ)

どうにかなるさ

(まじめにいきてます)

真面目に生きてます

(はるのかぜのにおいがして)

春の風の匂いがして

(とびだしたきょうとえきはちじょう)

飛び出した京都駅ハ条

(ささめゆきふたりのりしーと)

ささめ雪2人乗りシート

(ぼくをよぶきれいなこえ)

僕を呼ぶきれいな声

(せかいはあいもかわらずだから)

世界は相も変わらずだから

(だれにもきこえないうたになれよ)

誰にも聞こえない歌になれよ

(きみだけはかわらないでいい)

君だけは変わらないでいい

(きみだけはかわらないでいてよ)

君だけは変わらないでいてよ

(いてよ)

いてよ

(しんじゅくえきかいさつにしぐち)

新宿駅改札西口

(おりがみみたいなことばたち)

折り紙みたいな言葉達

(ふとあなたのかおがみえて)

ふとあなたの顔が見えて

(ひとしずくなみだできえた。)

ひとしずく涙で消えた。