ダイアグラム - 初音ミク

(ぼくらはきごうだ)

僕らは記号だ

(つながりただかんれんしあうぽりまー)

繋がり、ただ関連しあうポリマー

(とざしたしこうは)

閉ざした思考は

(おそらくまだほうこうをもたぬすからー)

おそらくまだ方向を持たぬスカラー

(げんごかをまつとーらす)

言語化を待つトーラス

(ないめんのかくかけるひょうめんかするふれーず)

内面の核 × 表面化するフレーズ

(かいぞうどがあがるこうぞうとなってしる)

解像度が上がる　構造となって知る

(いみについてのはあく)

意味についての把握

(じしんのぞうかけるたしゃのしこうべーす)

自身の像 × 他者の思考ベース

(おんせいがふっときえる)

音声がふっと消える

(とうめいなことばはいつもえんちょうせん)

透明な言葉はいつも延長線

(かんぜんなことばでひとつきょうゆうてん)

完全な言葉でひとつ共融点

(すいへいなことばはすこしなんかいで)

水平な言葉は少し難解で

(だいじにしていた)

大事にしていた

(だけどもういらない)

だけどもういらない

(こうだいなうちゅうをいつもひっかいて)

広大な宇宙をいつも引っ掻いて

(せいかいをさがしてすこししょいいこんで)

正解を探して少し背負い込んで

(れんぞくするままむかうさいぜんせん)

連続するまま向かう最前線

(もうなにもいらない)

もうなにもいらない

(だからもういらないよ)

だからもういらないよ

(ぼくらはうまれたそれからなぜ)

僕らは生まれた、それから、何故？

(いみをもたされていた)

意味を持たされていた

(すなはまみたいだ)

砂浜みたいだ

(しこうがまたすいへいせんをみせた)

思考がまた水平線を見せた

(かなしくなるふろーらる)

悲しくなるフローラル

(くみあがってくことばがかたちをもつ)

組み上がってく　言葉が形を持つ

(つながるだいあぐらむ)

繋がるダイアグラム

(たりないまだまだまだ)

足りない、まだ　まだ　まだ

(ほほをかぜがなでるあしもとすなつぶがまう)

頬を風が撫でる　足元　砂粒が舞う

(みえたよいまいまいまいまいま)

見えたよ　今　今　今　今　今

(とうめいなことばはいつもえんちょうせん)

透明な言葉はいつも延長線

(かんぜんなことばでひとつきょうゆうてん)

完全な言葉でひとつ共融点

(すいへいなことばはすこしなんかいで)

水平な言葉は少し難解で

(だいじにしていた)

大事にしていた

(だけどもういらない)

だけどもういらない

(こうだいなうちゅうをいつもひっかいて)

広大な宇宙をいつも引っ掻いて

(せいかいをさがしてすこししょいこんで)

正解を探して少し背負い込んで

(れんぞくするままむかうさいぜんせん)

連続するまま向かう最前線

(もうなにもいらない)

もうなにもいらない

(だからもういらない)

だからもういらない

(いつだってぼくらはひどくせんさいで)

いつだって僕らは酷く繊細で

(げんかいをしるままこえはてんじょうへ)

限界を知るまま声は天井へ

(そうやってみてきたむげんのかのうせい)

そうやって見てきた　無限の可能性

(だいじにしていたすべてもういらない)

大事にしていた全て　もういらない

(だけどきづいたんだひとつのたいけい)

だけど気づいたんだ　一つの体系

(ふへんせいにまみれたいっこのせいごうせい)

普遍性にまみれた　一個の整合性

(りょうてをこぼれたつぶのりゅうどうで)

両手をこぼれた　粒の流動で

(もうなにもきえない)

もうなにも消えない

(だからもういらないよ)

だからもういらないよ