檸檬のデッサン

(まだきづくほどじゃないけれど)

まだ 気づくほどじゃないけれど

(かすかないたみにどきどき)

かすかな痛みに ドキドキ

(ささやかなかぜそっとつむぐの)

ささやかな風 そっと紡ぐの

(べんちにかけてこもれびあびながら)

ベンチに掛けて 木漏れ日浴びながら

(こうそうびるのほどうのかたすみ)

高層ビルの 歩道の片隅

(あすふぁるとにはごぶざきのおひさま)

アスファルトには 五分咲きのお日さま

(もしもひとりぼっちだったら)

もしも一人ぼっちだったら

(きょねんのでっさんのように)

去年のデッサンのように

(きっとはいいろのえのぐで)

きっと 灰色の絵の具で

(あまぐもだけたくさんかいていた)

雨雲だけたくさん 描いていた

(いまいじょうそれいじょう)

今以上 それ以上

(まだきづくほどじゃないけどふいのおもいそわそわ)

まだ 気づくほどじゃないけど 不意の想い ソワソワ

(ぴんくいろにかわったりとますしけんしね)

ピンク色に 変わった リトマス試験紙ね・・・

(きみをこっそりきゃんばすにねえがくたびにふわふわ)

キミをこっそり キャンバスにね 描くたびに フワフワ

(わすれたりしないよれもんをかじっているみたい)

忘れたりしないよ 檸檬を かじって いるみたい

(ちゅぱぱぱっすっぱいな)

チュパパパッ! 酸っぱいな

(かたおもいというはつこいだったら)

片想いという 初恋だったら

(きっとなかずにいられないかもかも)

きっと泣かずに いられないかもかも

(きみのなまえをくちにするだけで)

キミの名前を 口にするだけで

(はりさけそうなこころをだきしめてる)

張り裂けそうな ココロを抱きしめてる

(いつかいきもできないくらい)

いつか 息もできないくらい

(きみのことをすきになったら)

キミのことを 好きになったら

(いてもたってもいられない)

居ても立っても 居られない

(おちつかないきぶんにじゅんびｏｋ)

落ち着かない気分に 準備 OK

(まだだれもしらないよ)

まだ誰も 知らないよ

(いますねるほどじゃないけどむねのおくがひりひり)

いま 拗ねるほどじゃないけど 胸の奥が ヒリヒリ

(てつがくをかたりたいありすとてれすだね)

哲学を 語りたい アリストテレスだね

(きみのえがおきゃんばすにねつけたしたいほらほら)

キミの笑顔 キャンバスにね つけ足したい ホラホラ

(おもいおこしたなられもんをしぼってみたいな)

思い起こしたなら 檸檬を 絞って みたいな

(ちゅぱぱぱっすっぱいよ)

チュパパパッ! 酸っぱいよ

(まだきづくほどじゃないけどふいのおもいそわそわ)

まだ 気づくほどじゃないけど 不意の想い ソワソワ

(ぴんくいろにかわったりとますしけんしね)

ピンク色に 変わった リトマス試験紙ね・・・

(きみをこっそりきゃんばすにねえがくたびにふわふわ)

キミをこっそり キャンバスにね 描くたびに フワフワ

(わすれたりしないよれもんをかじっているみたい)

忘れたりしないよ 檸檬を かじって いるみたい

(ちゅぱぱぱっすっぱいな)

チュパパパッ! 酸っぱいな