傷明/BLACKFLAP

(わるあがきなんかじゃない)

悪あがきなんかじゃない

(あのひをこえようとはばたいたいまは)

あの日を越えようと羽ばたいた今は

(むねのおくしんだこどくのさいん)

胸の奥滲んだ孤独のサイン

(ぼくじゃないだれかがきょうもゆめかなえる)

僕じゃない誰かが今日も夢叶える

(きたいにこたえるほどりそうはとおくはなれて)

期待に答えるほど理想は遠く離れて

(もどれやしないげんじつとくらべてばかりだな)

戻れやしない現実と比べてばかりだな

(こうかいはしたくないから)

後悔はしたくないから

(なにいろにだってそまらずくろくはばたけ)

何色にだって染まらず黒く羽ばたけ

(どんなうんめいもにげないとぼくはちかうから)

どんな運命も逃げないと僕は誓うから

(むねのきずはぜんぶぜんぶつばさにかえて)

胸の傷は全部全部翼に変えて

(いつかないていたくらいよるさえあさがくるんだ)

いつか泣いていた暗い夜さえ朝がくるんだ

(やみがかくすこたえてらす)

闇が隠す答え照らす

(みらいへのひかりなんだ)

未来への光なんだ

(でぐちのないせかいに)

出口のない世界に

(こぼれおちてゆくまえに)

零れ落ちてゆく前に

(たどりつけるせいかいに)

たどり着ける正解に

(めのまえにあるせんたくし)

眼の前にある選択肢

(かんたんにほどけるわな)

簡単にほどける罠

(はんぱなおどけるばか)

半端なおどける馬鹿

(ｉｌｌなばーすいつわかる)

ILLなバースいつわかる

(きずはあるがいつかさく)

傷はあるがいつか咲く

(のこるみちはわずかちるかしぬかとぶかだ)

残る道はわずか散るか死ぬか飛ぶかだ

(むくわれないどりょくがむだとかんじてたちどまってないたって)

報われない努力が無駄と感じて立ち止まって泣いたって

(なにもかもはたせないままだ)

何もかも果たせないままだ

(さいていなぼくにさよなら)

最低な僕にサヨナラ

(にげるためのいいわけはしたくない)

逃げるための言い訳はしたくない

(ぼくのかんじょうがいきたいんだとさけぶから)

僕の感情が生きたいんだと叫ぶから

(ふあんやつづらふじぜんぶぜんぶちからにかえて)

不安や葛藤全部全部力に変えて

(いつかふりだしたひどいあめもやんでくれるさ)

いつか降り出したひどい雨もやんでくれるさ

(はねをひろげぼくはきづくじゆうだってこと)

羽を広げ僕は気づく自由だってこと

(きたいしなけりゃいたむばしょもないだろう)

期待しなけりゃ痛む場所もないだろう

(りそうのじぶんをてばなしてみないふりになれてしまう)

理想の自分を手放して見ないふりに慣れてしまう

(でもほんとうのぼくはちがうだろうかこをすくうためにたたかう)

でも本当の僕は違うだろう過去を救うために戦う

(とじためのうらうつるのはあたらしくえがくゆめのつづきだ)

閉じた目の裏映るのは新しく描く夢の続きだ

(ねぇぼくのしんぞうがきえたいんだとさけんでも)

ねぇ僕の心臓が消えたいんだと叫んでも

(むねのきずをぜんぶぜんぶつばさにかえろ)

胸の傷を全部全部翼に変えろ

(どんなうんめいがまっていてもこわくないから)

どんな運命が待っていても怖くないから

(やみがかくすこたえてらす)

闇が隠す答え照らす

(みらいへのひかり)

未来への光

(よるをさいてつぎのあさをむかえにいくんだこん)

夜を裂いて次の朝を迎えに行くんだ今

(でぐちのないせかいに)

出口のない世界に

(こぼれおちてゆくまえに)

零れ落ちてゆく前に

(たどりつけるせいかいに)

たどり着ける正解に

(めのまえにあるせんたくし)

眼の前にある選択肢

(とおくにみえるひかりを)

遠くに見える光を

(めざしてまたもういっぽ)

目指してまたもう一歩

(それないようにそっと)

逸れないようにそっと

(きみのてをひいてくよ)

君の手を引いてくよ