幽霊になって

(ぼくはゆうれいになって)

僕は幽霊になって

(きみにぎゅってしてとりついて)

君にぎゅってして取り憑いて

(いかるきみもないたきみもわらうきみも)

怒る君も 泣いた君も 笑う君も

(のろいたいほどすきだよ)

呪いたいほど好きだよ

(なんかさいきんくんがつめたいな)

なんか最近君が冷たいな

(はなしかけてもむしされるし)

話しかけても無視されるし

(ぼやけたにちじょうそうぎはにちよう)

ぼやけた日常、葬儀は日曜？

(なんでぼくはういてんの)

なんで僕は浮いてんの？

(なんかそうぞうよりふつうだな)

なんか想像より普通だな

(でもきみとはなせないのはいやだな)

でも君と話せないのは嫌だな

(あのひきみとしたやくそくは)

あの日君とした約束は

(まもるとゆびきりしよう)

守ると指切りしよう

(ぼくはゆうれいになって)

僕は幽霊になって

(きみにぎゅってしてとりついて)

君にぎゅってして取り憑いて

(やめるときもあめのひでも)

病める時も雨の日でも

(ずっとはなれられないから)

ずっと離れられないから

(きみもゆうれいになって)

君も幽霊になって

(ふたりてんごくてきすをしよう)

ふたり天国てキスをしよう

(いかるきみもないたきみもわらうきみも)

怒る君も 泣いた君も 笑う君も

(のろいたいほどすきだよ)

呪いたいほど好きだよ

(なんかさいきんくんがつれないな)

なんか最近君が連れないな

(はなしかけてもはんのうなし)

話しかけても反応なし

(やすみのにちようきょうはなにしよう)

休みの日曜、今日は何しよう？

(ちゃんときいておけばよかったな)

ちゃんと聞いておけばよかったな

(やっぱそうぞうよりくつうだな)

やっぱ想像より苦痛だな

(ぼくのしんたいはきみでできてたんだな)

僕の身体は君でできてたんだな

(あのひきみとみるはずだった)

あの日君と見るはずだった

(はなびはらいせでみよう)

花火は来世で見よう

(ぼくはゆうれいになって)

僕は幽霊になって

(きみにしっとしてきずついて)

君に嫉妬して傷ついて

(やめるときもあめのひでも)

病める時も雨の日でも

(ずっとはなれられないから)

ずっと離れられないから

(きみもゆうれいになって)

君も幽霊になって

(ふたりてんごくできすをしよう)

ふたり天国でキスをしよう

(いかるきみもないたきみもわらうきみも)

怒る君も 泣いた君も 笑う君も

(のろいたいほどすきだよ)

呪いたいほど好きだよ

(ぼくはゆうめいになって)

僕は有名になって

(きみのてをひいてつれさって)

君の手を引いて連れ去って

(やめるときもあめのひでも)

病める時も雨の日でも

(ずっとまもるとちかったはずなのに)

ずっと守ると誓ったはずなのに

(いまはゆうれいになって)

今は幽霊になって

(きみのたいおんすらかんじない)

君の体温すら感じない

(いかるきみもないたきみもわらうきみも)

怒る君も 泣いた君も 笑う君も

(なみだでみえないよ)

涙で見えないよ

(ぼくはゆうれいになって)

僕は幽霊になって

(きみにぎゅってしてとりついて)

君にぎゅってして取り憑いて

(こんなひびもきみのことも)

こんな日々も君のことも

(きっとわすれられないから)

きっと忘れられないから

(きみはゆうれいになんてならないで)

君は幽霊になんてならないで

(ぼくをわすれてよ)

僕を忘れてよ

(どんなきみもあいしてたよ)

どんな君も愛してたよ

(だからきみのしあわせねがってるよ)

だから君の幸せ願ってるよ

(のろいたいほどすきだよ)

呪いたいほど好きだよ