初夏、殺意は街を浸す病のように
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歌詞(問題文)
(あおすぎるてんじょうからのがれて)
青すぎる天井から逃れて
(くるったようにひえたはこのなか)
狂ったように冷えた箱の中
(けむりをのむらんぷくににらまれて)
煙を喫む蘭服に睨まれて
(じぶんがひどくおろかしくおもえた)
自分が酷く愚かしく思えた
(こんくりーとのうえできかするそうぞうが)
コンクリートの上で気化する想像が
(やけになまなましい)
やけに生々しい
(きょうもしぶやのけんそうが)
今日も渋谷の喧騒が
(はいにきすゆめでねむりにつく)
肺に帰す夢で眠りに就く
(きみのそのこえがかこになるまえに)
君のその声が過去になる前に
(ぼくをころしてくれないか)
僕を殺してくれないか
(なつにどくされてうだったあたまで)
夏に毒されて茹だった頭で
(それなりのあいをうたっている)
それなりの愛を歌っている
(こんくりーとのうえをにげてくように)
コンクリートの上を逃げてくように、
(きみのせなかにうずまく)
君の背中に渦巻く
(ちんもくとえんこんをみおくるとき)
沈黙と怨恨を見送るとき
(きみがそのこえをすててしまうまえに)
君がその声を捨ててしまう前に
(ぼくをころしてはくれないか)
僕を殺してはくれないか
(ねつにおかされていかれたあたまで)
熱に冒されていかれた頭で
(うそまみれのあいをうたう)
嘘塗れの愛を歌う
(ろくがつにとけたはなよめのように)
六月に溶けた花嫁のように
(しろがきみをつれさっても)
白が君を連れ去っても
(かみなどいらない)
神など要らない
(なつのふじょうりにつぶされぬようにせをむけて)
夏の不条理に潰されぬように 背を向けて
(なつにどくされてうだったあたまで)
夏に毒されて茹だった頭で
(それなりのあいをうたっている)
それなりの愛を歌っている