少年

(しょうねんだったあのころがなさけないぼくみていう)

少年だったあの頃が　情けない僕見て言う

(このままでおわるの？ってなきだしてこのおりこわしてく)

「このままで終わるの？」って　泣き出して　この檻壊してく

(ぼくらはなんぜんなんまんかいとこのみちのかべにぜつぼうした)

僕らは何千・何万回と　この道の壁に絶望した

(そのたびなんぜんなんまんかいとかべこえるよろこびしってきた)

その度　何千・何万回と　壁越える悦び知ってきた

(たのしいだろ？いつでもたのしもうとおもえば)

楽しいだろ？いつでも楽しもうと思えば

(ぼくらはなんぜんなんまんかいとであいとわかれをくりかえした)

僕らは何千・何万回と　出会いと別れを繰り返した

(そのたびなんぜんなんまんかいとまたであいわかれがやってきた)

その度　何千・何万回と　また出会い・別れがやってきた

(もういいだろ？おわりにしちゃいな)

もういいだろ？　終わりにしちゃいな

(でもそうだかなわぬこいやまほどあっても)

でもそうだ　叶わぬ恋　山程あっても

(かなわぬゆめすくないから)

叶わぬ夢　少ないから

(しょうねんだったあのころがかわらないそのひとみで)

少年だったあの頃が　変わらないその瞳で

(おわらないゆめかたってかじとってりくつをこえていく)

終わらない夢語って　舵とって　理屈を越えていく

(ぼくらはなんぜんなんまんかいとあきらめてしまう)

僕らは何千・何万回と　諦めてしまう

(けつだんしたそのたびなんぜんなんまんかいと)

決断した　その度　何千・何万回と

(あきらめきれぬとわらいだした)

諦めきれぬと笑い出した

(もういいだろ？はやいとこはらくくっちまえば)

もういいだろ？　早いとこ　腹くくっちまえば

(なにをじぶんでえらんだとしてもそれもまたうちゅうのしんじつ)

何を自分で　選んだとしても　それもまた　宇宙の真実

(しょうねんだったあのころがいたらないぼくみていう)

少年だったあの頃が　至らない僕見て言う

(まだまださきにむかっていけるってこのみちてらしてる)

「まだまだ先に向かって行ける」って　この道照らしてる

(さよならかこになるいまいきるこのせかい)

サヨナラ　過去になる　今生きるこの世界

(はろーはろーいまになるまだみぬみちのせかい)

ハローハロー　今になる　まだ見ぬ未知の世界

(おもいでがこころにずっとあればいいのに)

思い出が　心に　ずっとあればいいのに

(まようときこころにすすむちからをくれるから)

迷う時　心に　進む力をくれるから

(しょうねんだったあのころがかわらないそのひとみで)

少年だったあの頃が　変わらないその瞳で

(おわらないゆめかたってかじとってひかりをめざす)

終わらない夢語って　舵とって　光を目指す

(こわがっていたじかんがむだなようにおもっても)

怖がっていた時間が　無駄な様に思っても

(ふりむけばみちになってはなひらいていた)

振り向けば道になって　花開いていた

(ああそれもまたうちゅうのひとつのしんじつ)

嗚呼　それもまた　宇宙の一つの真実