恵比寿物語

(あしたのいまごろはもうこのまちに)

明日の今頃はもうこの街に

(きみがいないとおもいたくなくて)

君がいないと思いたくなくて

(えびすえきまでかぞえるいっぽ)

恵比寿駅まで数える一歩

(かいさつぐちでたちどまってる)

改札口で立ち止まってる

(はるなつこえてすごしたあきふゆ)

春夏越えて過ごした秋冬

(うつむくしせんのさきにあめふる)

俯く視線の先に雨降る

(さびしくおよぐかぜきみとぼく)

淋しく泳ぐ風　君と僕

(５ばんせんののぼりでんしゃに)

5番線の上り電車に

(のりこむせなかをよびとめせつなに)

乗り込む背中を呼び止め刹那に

(あふれるえがおでてをふるよ)

溢れる笑顔で手を振るよ

(いつまでもいつまでもわすれないから)

いつまでも　いつまでも　忘れないから

(なきわらいをかさねたおもいでを)

泣き笑いを重ねた想い出を

(つよがりやさびしさものりこえていけるよ)

強がりや淋しさも　乗り越えていけるよ

(はなれていてもいつまでもすきだから)

離れていても　いつまでも好きだから

(こまざわどおりからほしのこうさてんを)

駒沢通りから星の交差点を

(ぬけてえびすこうえんまであるいた)

抜けて恵比寿公園まで歩いた

(あたりまえにみえていたけしきも)

当たり前に見えていた景色も

(ひとりじゃものたりなくかんじている)

一人じゃ物足りなく感じている

(ふたりでなやんでえらんだこのみち)

二人で悩んで選んだこの道

(てさぐりですすんでくさきはみち)

手探りで進んでく先は未知

(せつなさがあふれるきみとぼく)

切なさが溢れる　君と僕

(あふれそうなおもいでこのむね)

溢れそうな思い出この胸

(いだいたままゆめのたびじをいくね)

抱いたまま夢の旅路を行くね

(かわらずきみとてをつないで)

変わらず君と手を繋いで

(よろこびやかなしみもわかちあえてた)

喜びや悲しみも分かち合えてた

(ゆううつなくももわらいとばしたね)

憂鬱な雲も笑い飛ばしたね

(いままでもこれからもぼくのむねにずっと)

今までもこれからも　僕の胸にずっと

(さきつづけるよきれいなこころのはな)

咲き続けるよ　奇麗な心の花

(ふたりのみちはまださきへ)

二人の道はまだ先へ

(こころしばるなやみはきえ)

心縛る悩みは消え

(あしたをみうしないそうになっても)

明日を見失いそうになっても

(たくさんのありがとうをむねに)

たくさんのアリガトウを胸に

(ひかりさしこむおかのうえに)

光差し込む丘の上に

(きっとえがおでまたあえるから)

きっと笑顔でまた会えるから

(このひろいそらのしたぼくらであって)

この広い空の下　僕ら出会って

(ともにすごしてきたこのきせきは)

共に過ごしてきたこのキセキは

(いままでもこれからもぼくのむねにずっと)

今までもこれからも　僕の胸にずっと

(ありつづけるよいろあせはしないから)

在り続けるよ　色褪せはしないから

(いつまでもいつまでもわすれないから)

いつまでも　いつまでも　忘れないから

(なきわらいをかさねたおもいでを)

泣き笑いを重ねた想い出を

(つよがりやさびしさものりこえていけるよ)

強がりや淋しさも　乗り越えていけるよ

(はなれていてもいつまでもすきだから)

離れていても　いつまでも好きだから