奥の細道 冒頭 〜松尾芭蕉

関連タイピング
-
5分間の速度部門の模擬試験です。打つ速度で級が決まります
プレイ回数87万長文300秒 -
学校やパソコン初心者におすすめです
プレイ回数2万短文かな648打 -
何秒で全部打てるか挑戦してみよう!
プレイ回数416万短文かな298打 -
プレイ回数3.8万332打
-
数字の練習にピッタリ!ひたすら円周率を打ち続けましょう!
プレイ回数25万数字60秒 -
中学校で習う日本史用語です!
プレイ回数23万かな60秒 -
夏目漱石
プレイ回数8.3万長文1353打 -
ビジネスメールでよく使われる文章です!
プレイ回数172万長文かな60秒
問題文
(つきひははくたいのかかくにして、ゆきこおとしもまたたびびとなり。)
月日は百代の過客にして、行き交ふ(ゆきこお)年もまた旅人なり。
(ふねのうえにしょうがいをうかべ、うまのくちとらえておいをむかうるものは、)
船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、
(ひびたびにしてたびをすみかとす。)
日々旅にして旅を栖(すみか)とす。
(こじんもおおくたびにしせるあり。)
古人も多く旅に死せるあり。
(よもいずれのとしよりか、へんうんのかぜにさそわれて、)
予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、
(ひょうはくのおもいやまず、かいひんにさすらえて、)
漂白の思ひやまず、海浜にさすらへて、
(こぞのあき、こうしょうのはおくにくものふるすをはらいて、)
去年(こぞ)の秋、江上(こうしょう)の破屋に蜘蛛の古巣をはらひて、
(ややとしもくれ、はるたてるかすみのそらに、しらかわのせきこえんと、)
やや年も暮れ、春立てる霞の空に、白河の関越えんと、
(そぞろがみのものにつきてこころをくるわせ、)
そぞろ神の物につきて心を狂はせ、
(どうそじんのまねきにあいてとるものてにつかず、)
道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、
(ももひきのやぶれをつづり、かさのおつけかえて、)
股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、
(さんりにきゅうすゆるより、まつしまのつきまずこころにかかりて、)
三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて、
(すめるかたはひとにゆずりて、さんぷうがべっしょにうつるに、)
住める方は人に譲りて、杉風(さんぷう)が別墅に移るに、
(くさのともすみかわるよぞひなのいえ)
草の戸も住み替はる代ぞ雛の家
(おもてはっくをいおりのはしらにかけおく。)
表八句(はっく)を庵の柱に掛け置く。