ロストワンの号哭　ぼろんさんラップVer

(そうまっくろにそまったかたくなのしんしょうはがらくたのこころ)

そう　真っ黒染まった　頑なの心象は　ガラクタの心

(はきだすとろをしったふりしたよそもの)

吐き出す吐露を　知った振りしたヨソ者

(じぼうじきになっちゃってなにをえらんでもあいまいで)

自暴自棄になっちゃって　何を選んでも曖昧で

(さえないかんをしんじたってけっかふせいかいだったんだって)

冴えない勘を信じたって　結果不正解だったんだって

(しょうこりもないかっとうのーひんとのもんだいからだっそう)

性懲りもない葛藤　ノーヒントの問題から脱走

(かいだんじょうにつまれたしゅくだいつらいつらいふがいないふるまい)

階段状に積まれた宿題　ツライツライ　不甲斐ない振舞い

(りかいふのうとかいためもちょうけしごむないしんしょうせじょう)

理解不能と書いたメモ帳　消しゴム無い心象、施錠

(どうみゃくはうごいてるかぎもんのちゃくちてんはひかるものつかむてもと)

動脈は動いてるか？　疑問の着地点は光るモノ掴む手元

(はわたりすうせんちのふしんかんが)

刃渡り数センチの不信感が

(あげくのはてじょうみゃくをさしちゃって)

挙げ句の果て静脈を刺しちゃって

(びょうじゃくなあいがとびだすもんで)

病弱な愛が飛び出すもんで

(れすぽーるさえもきょうきにかえてしまいました)

レスポールさえも凶器に変えてしまいました

(かんじょうないたえぬふしんかんのあめひかんもない)

感情無い　絶えぬ不信感の雨　悲観も無い

(しんらいもほうわぼうかんじょうたいｊｕｓｔｌｉｋｅａ)

信頼も飽和　傍観状態　Just like a

(のーふぃくしょん)

ノーフィクション

(たいとうなしてんのりかいしゃはふざいないめんを)

対等な視点の理解者は不在　内面を

(ひそめるようにもういいってさまよってかかえたｌｏｎｅｌｉｎｅｓｓ)

潜める様に「もういい」って　彷徨って抱えたLoneliness

(すうがくとりかはすきですが)

数学と理科は好きですが

(こくごがどうもだめできらいでした)

国語がどうもダメで嫌いでした

(ただしいのがどれかなやんでいりゃ)

正しいのがどれか悩んでいりゃ

(どれもふせいかいというおちでした)

どれも不正解というオチでした

(ほんじつのしゅくだいはむこせいなぼくのこと)

本日の宿題は　無個性な僕のこと

(かぶそくないふじゆうないさいきんにいきていて)

過不足無い　不自由無い　最近に生きていて

(でもどうしてぼくたちはときどきにいやまいにち)

でもどうして　僕達は　時々に　いや毎日

(かなしいっていうんださびしいっていうんだ)

悲しいって言うんだ　淋しいって言うんだ

(こくばんのこのかんじがよめますか)

黒板のこの漢字が読めますか

(あのこのしんしょうはよめますか)

あの子の心象は読めますか

(そのこころをくろくそめたのは)

その心を黒く染めたのは

(おいだれなんだよおいだれなんだよ)

おい誰なんだよ　おい誰なんだよ

(そろばんでこのしきがとけますか)

そろばんでこの式が解けますか

(あのこのくびのわもとけますか)

あの子の首の輪も解けますか

(ぼくたちこのまんまでいいんですか)

僕達このまんまでいいんですか

(おいどうすんだよもうどうだっていいや)

おいどうすんだよ　もうどうだっていいや

(もうどうしようとｎｏｖｉｓｉｏｎのほういもう)

もうどうしようと　No visionの包囲網

(あのこがとうみほんのようにおうりそうとげんじつのみぞ)

あの子が問う見本の様に　追う理想と現実の溝

(うめたってちぢまらないきょりかん)

埋めたって縮まらない距離感

(くだけてちったゆめをいま)

砕けて散った　夢を今

(てばなしたかこのぷろろーぐを)

手放した過去のプロローグを

(めをとじてふとおもう)

目を閉じて　ふと思う

(いつまでたったってぼくたちは)

いつまで経ったって僕達は

(ぞんざいなさいみんによっていて)

ぞんざいな催眠に酔っていて

(どうしようもないくらいのきょうごうを)

どうしようもない位の驕傲を

(ずっとかくまっていたんだ)

ずっと　匿っていたんだ

(さくじつのしゅくだいはあいかわらずとけないや)

昨日の宿題は　相変わらず　解けないや

(かぶそくないふじゆうないさいきんにいきていて)

過不足無い　不自由無い　最近に生きていて

(でもどうしてぼくたちのむなもとのかたまりは)

でもどうして　僕達の胸元の塊は

(きえたいっていうんだしにたいっていうんだ)

消えたいって言うんだ　死にたいって言うんだ

(こくばんのこのかんじがよめますか)

黒板のこの漢字が読めますか

(あのこのしんしょうはよめますか)

あの子の心象は読めますか

(そのこころをくろくそめたのは)

その心を黒く染めたのは

(おいだれなんだよおいだれなんだよ)

おい誰なんだよ　おい誰なんだよ

(そろばんでこのしきがとけますか)

そろばんでこの式が解けますか

(あのこのくびのわもとけますか)

あの子の首の輪も解けますか

(ぼくたちこのまんまでいいんですか)

僕達このまんまでいいんですか

(おいどうすんだよおいどうすんだよ)

おいどうすんだよ　おいどうすんだよ

(めんせきひのこうしきいえますか)

面積比の公式言えますか

(こどものときのゆめはいえますか)

子供の時の夢は言えますか

(そのゆめすらどぶにすてたのは)

その夢すら溝に捨てたのは

(おいだれなんだよもうしってんだろ)

おい誰なんだよ　もう知ってんだろ

(いつになりゃおとなになれますか)

いつになりゃ大人になれますか

(そもそもおとなとはいったいぜんたいなんですか)

そもそも大人とは一体全体何ですか

(どなたにうかがえばいいんですか)

どなたに伺えばいいんですか

(おいどうすんだよもうどうだっていいや)

おいどうすんだよ　もうどうだっていいや

(そうすべてはなんかいでなげだしたことがなんかいめかも)

そう　全ては難解で　投げ出したことが何回目かも

(わかんないでまたもとどおりむきあいつづけるなんだいへ)

分かんないで　また元通り　向き合い続ける難題へ

(ふじゆうないまいにちしがみついてるこのごろたいじし)

不自由ない毎日　しがみついてるこの頃　対自し

(かくまってるようなないしんのうらはみてみぬそんざい)

匿ってるような　内心の裏は見て見ぬ存在

(おとなってなんですかってくのうにおちいって)

大人って何ですかって　苦悩に陥って

(きょうかしょにないとしっていて)

教科書に載ってないと知っていて

(ぼうにふったようなじんせい)

棒に振った様な人生

(みらいずをうばいとりもどせないとこうかいのおもいほうかい)

未来図を奪い　取り戻せないと後悔の思い　崩壊

(ぼくたちがうしなったとうといもの)

僕達が失った尊いもの

(きこえたいまごうこくのおと)

聞こえた今　号哭の音