怪談/長尾景

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プレイ回数118難易度(3.8) 2008打 歌詞 長文モード可
楽曲情報 怪談  長尾景  作詞奏音69  作曲奏音69
※このタイピングは「怪談」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 るる 3914 D++ 4.1 94.2% 489.4 2041 125 50 2026/06/19
2 もちねこ 1886 F 2.1 88.6% 928.2 2008 257 50 2026/06/10

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歌詞(問題文)

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(ひとざとはなれたやまおくにいぢわるなおにがすんでおりました) 人里離れた山奥に、いぢわるな鬼が棲んでおりました。 (このおにいましもこいにやぶれたばかりたいへんいらいらしておりました) この鬼、今しも恋に破れたばかり。たいへん苛々しておりました。 (さとにおりてはひとをだましてそのみたまをくらう) 里に下りては人を騙して、その御魂を喰らう。 (まあそういうあっきでございました) まあそういう、惡鬼でございました。 (ああちくしょうもっとひとをだませるすべはあるめえか) ああ、ちくしょう。もっと人を騙せる術はあるめえか。 (もっとたましいをくらうじゅつはあるめえかそうしておにはこうかんがえたのでございます) もっと魂を喰らう術はあるめえか。そうして鬼は、こう考えたのでございます。 (そうだにんげんのかわでかめんをつくろう) 「そうだ。人間の皮で、仮面を作ろう」 (ひとくうおににちをすうおに) 人喰う鬼に、血を吸う鬼。 (わたるせけんにおにかずあれどこたびのおにはちとちがう) 渡る世間に鬼數あれど、此度の鬼はちと違う。 (なにしろこやつはなしがうまい) なにしろ此奴、噺がうまい。
(そのじょうぜつなかたりをきいたがさいごはてはみたまもすいつくされる) その饒舌な語りを聴いたが最期、果ては御魂も吸いつくされる。 (これぞまさしくかいだん) これぞまさしく、怪談。 (はらすかせたおにがこよいぶらりひとだましてたまくってぺろり) 腹空かせた鬼が今宵ぶらり。人騙して魂喰ってぺろり。 (けんどもはらはみたせずすくばかりそんだばおににひさくあり) けんども腹は滿足せず空くばかり。そんだば、鬼に秘策あり。 (むらびとさがりがりしかめっつらばりばり) 村人さ、狩り、狩り。顰め面、ばり、ばり。 (いてがってもむりくりにんげんのずらをずいっとはぎとり) 痛てがっても、無理くり。人間の面をずゐっと剥ぎ取り。 (ばけのかわてづくりすばらしきしあがり) 化けの皮、手作り。素晴らしき仕上がり。 (これでおらもなかまいり) これで、俺も仲間入り。 (さあてぬらりくらりどこへゆこうか) さあて。ぬらりくらり、何処へ住こうか。 (うきよのかたちをぶらさげて) 浮世の貌をぶらさげて。 (そうだおまえをたぶらかすかいだんはこんないたんなきたんにしようそうしましょう) そうだ。お前を誑かす怪談は、こんな異端な奇譚にしよう。そうしましょう。 (このはなしできをひいてそのたましいをくだいて) この噺で気を惹いて、その魂を砕いて、 (このあぎとですするずるずるずる) この顎で啜る、ずる、ずる、ずる。 (そんでもおにはみたせねえはらぺこりそこへしらぬおとこがひとり) そんでも鬼は滿足せねえ腹ぺこり。そこへ知らぬ男がひとり。 (あわれみるにしのびなきそのみなり) あわれ見るに忍びなきその身形。 (こんやははらをみたせそうだ) 「今夜は腹を滿たせそうだ」 (けれどもやまいがちなそのおとこきをうしなってたおれてしまう) けれどもやまいがちなその男、気を失って倒れてしまう。 (みたまをくらおうにもまずはかいだんをきかせにゃあうまくはならない) 御魂を喰らおうにも、先ずは怪談を聴かせにゃあ美味くはならない。 (しょうがあるめぇおにはおとこをやどにはこびこんだのでございます) しょうがあるめぇ、鬼は男を宿に運び込んだのでございます。 (きくみみもたぬらしいえんりょなぞなしなし) 聴く耳、持たぬらしい。遠慮なぞ無し無し。 (よりそってるいしひょうじするとおとこがくちをひらく) 寄り添ってる意思表示。すると、男が口を開く。 (おもしよらぬおはなしおどろいたごぜん0じこいやぶれたものどうし) 思し寄らぬお話。驚いた午前0時。恋破れた者どうし。 (そんじゃおらもおまえもおなじじゃねえか) そんじゃ、俺もお前も同じじゃねえか。 (だれかをあいしてだまされて) 誰かを愛して、騙されて。 (そうかおまえをたぶらかすかいだんなんてこりゃあはなせねえな) そうか、お前を誑かす怪談なんて、こりゃあ話せねえな。 (はらはみたされたようだ) 腹は滿足されたようだ。 (くさきもねむるうしみつどき) 草木も眠る丑三つ時。 (まんぞくそうにねむるおとこをのこしおにはだまってやどをさる) 滿足そうに眠る男を残し、鬼は黙って宿を去る。 (とそのおりなにやらはいごでものおとごそり) と、その折。何やら背後で物音ごそり。 (ふりかえったおにのもくぜんたっていたのは) 振り返った鬼の目前、立ってゐたのは (え) (ああずるりぬるりおまえもそうかい) 嗚呼!ずるりぬるり、お前もそうかい。 (うきよのかたちでおいわらってんじゃねえよ) 浮世の貌で、おい嗤ってんじゃねえよ。 (そうかおらをたぶらかすかいだんかなにがふこうだくきょうだうまいはなしだなあ) そうか。俺を誑かす怪談か。なにが不幸だ苦境だ。上手い噺だなあ。 (そのはなしにきをひかれこのたましいをとくとくだかれ) その噺に気を惹かれ、この魂をとくと砕かれ、 (そのあぎとですすられるずるずる) その顎で啜られる、ずる、ずる。 (かいだんをじっくりとかたったもうひとりのおにがうたう) 怪談をじっくりと語った、もうひとりの鬼が謳う。 (こんやははらをみたせそうだ) 「今夜は腹を滿たせそうだ」 (ところであなたもこのかいだんをじっくりときかされたわけですが) ところで貴方も、この怪談をじっくりと聴かされたわけですが、 (はらもすいてそろそろおなかいりでございます) 腹も空いてそろそろ、おなかいりでございます。

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