第111回日本語ワープロ検定初段(速度)
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
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1 | ももも | 7022 | 王 | 7.3 | 95.9% | 299.9 | 2198 | 92 | 37 | 2024/09/29 |
2 | まだまだ | 4613 | C++ | 4.6 | 99.4% | 470.1 | 2182 | 13 | 37 | 2024/10/29 |
問題文
(はがきやてがみなどをはいたつしてもらうために、りょうきんをまえばらいしたことを)
はがきや手紙などを配達してもらうために、料金を前払いしたことを
(しょうめいするのがきってのやくめです。)
証明するのが切手の役目です。
(ゆうびんぶつのおもさやおおきさによってかかくがかわるので、それにあわせたきんがくのものが)
郵便物の重さや大きさによって価格が変わるので、それに合わせた金額のものが
(はんばいされていますが、なんまいかくみあわせてつかうこともかのうです。)
販売されていますが、何枚か組み合わせて使うことも可能です。
(ちかごろでは、にちじょうてきなようじをでんわやめーるですませることがふえ、)
近頃では、日常的な用事を電話やメールで済ませることが増え、
(てがみをおくるさいにもぱそこんをつかっておくりさきのじょうほうをいんさつしています。)
手紙を送る際にもパソコンを使って送り先の情報を印刷しています。
(しかし、ていねいなもじであてながかかれ、うつくしいふうけいや)
しかし、丁寧な文字で宛名が書かれ、美しい風景や
(あいらしいどうぶつといったずがらのしへんがはられたふうとうを)
愛らしい動物といった図柄の紙片が張られた封筒を
(じたくのぽすとではっけんすると、こころがはずみます。)
自宅のポストで発見すると、心が弾みます。
(きっては、じつようせいだけをかんがえれば、ゆうびんぶつのおもさやおおきさにあわせてすうしゅるいあり、)
切手は、実用性だけを考えれば、郵便物の重さや大きさに合わせて数種類あり、
(そのみためもかかくがわかりやすいようにかかれてあればことたりるはずです。)
その見た目も価格がわかりやすいように書かれてあれば事足りるはずです。
(しかし、そのようとはあくまでおかねのかわりなので、)
しかし、その用途はあくまでお金の代わりなので、
(ぎぞうされないようにするひつようがあります。)
偽造されないようにする必要があります。
(そうかんがえると、せんさいなびょうせんやあざやかないろづかいは、)
そう考えると、繊細な描線や鮮やかな色使いは、
(たんじゅんにみためのうつくしさやげいじゅつせいのたかさをおいもとめているのではなく、)
単純に見た目の美しさや芸術性の高さを追い求めているのではなく、
(ぎぞうをぼうしするたいさくのひとつともいえます。)
偽造を防止する対策の一つとも言えます。
(せかいではじめてきってせいどがどうにゅうされたのは、1840ねんのいぎりすです。)
世界で初めて切手制度が導入されたのは、1840年のイギリスです。
(とうじのじょおうのよこがおをりったいてきにえがいたえずがいんさつされたものが)
当時の女王の横顔を立体的に描いた絵図が印刷されたものが
(だい1ごうとしてはっこうされました。これがげいじゅつてきにすぐれていたため、)
第1号として発行されました。これが芸術的に優れていたため、
(いこうのしごとにただいなえいきょうをおよぼしたそうです。)
以降の仕事に多大な影響を及ぼしたそうです。
(にほんにきんだいゆうびんせいどがどうにゅうされるのは、1871ねんのことで、どうじに)
日本に近代郵便制度が導入されるのは、1871年のことで、同時に
(こくないはつとなるきってもはっこうされます。それいらい、たようなでざいんがさいようされ、)
国内初となる切手も発行されます。それ以来、多様なデザインが採用され、
(げんざいまでにすうせんしゅるいがせいさくされたといわれています。)
現在までに数千種類が製作されたといわれています。
(あるじきからは、こくみんてきなぎょうじやかんこうめいしょのもよおしとかんれんづけて、)
ある時期からは、国民的な行事や観光名所の催しと関連付けて、
(きねんのいみをもたせたものがかずおおくはっこうされるようになります。)
記念の意味を持たせたものが数多く発行されるようになります。
(それは、しょうわ30ねんから40ねんだいにかけて、)
それは、昭和30年から40年代にかけて、
(ぜんこくてきにきってしゅうしゅうがだいりゅうこうしたためだといいます。)
全国的に切手収集が大流行したためだといいます。
(このころには「ゆうしゅ」ということばがうまれるほどしんとうし、)
このころには「郵趣」という言葉が生まれるほど浸透し、
(おおくのひとびとがせんようのあるばむにいれてていねいにほかんし、)
多くの人々が専用のアルバムに入れて丁寧に保管し、
(じまんのしなをみせあいたのしんでいました。)
自慢の品を見せ合い楽しんでいました。
(しんさくはっぴょうびには、ゆうびんきょくのまえにちょうだのれつができることも)
新作発表日には、郵便局の前に長蛇の列ができることも
(めずらしいことではなかったようです。)
珍しいことではなかったようです。
(わずかすうせんちしほうのなかに、ぜっけいやどうしょくぶつ、)
わずか数センチ四方の中に、絶景や動植物、
(めいがやこうげいひん、れきしてきけんちくぶつなどがひょうげんされているのですから、)
名画や工芸品、歴史的建築物などが表現されているのですから、
(しゅうしゅうかならずとも、ほしくなるけっさくがあることでしょう。)
収集家ならずとも、欲しくなる傑作があることでしょう。
(かいがいにもおもしろいきってがかずおおくそんざいし、げんざいのところせかいさいだいなのは、)
海外にも面白い切手が数多く存在し、現在のところ世界最大なのは、
(にじぇーるではっこうされたものでくにのせんでんやがいかのかくとくにやくだっているそうです。)
ニジェールで発行されたもので国の宣伝や外貨の獲得に役立っているそうです。