あなた

(あなたのいないせかいじゃ どんなねがいもかなわないから)

あなたのいない世界じゃ どんな願いも叶わないから

(もえもるごうかのたにまがまってようと まもりたいのはあなた)

燃え盛る業火の谷間が待ってようと 守りたいのはあなた

(あなたいがいなんにもいらない たいがいのもんだいはとるにたらない)

あなた以外何にもいらない 大概の問題は取るに足らない

(おおくはのぞまないかみさまおねがい かわりばえしないあしたをください)

多くは望まない　神様お願い 代わり映えしない明日をください

(いちにちのおわりになでおろす このむねをたよりにしているひとがいる)

一日の終わりに撫で下ろす この胸を頼りにしている人がいる

(くよくよなんてしてるばあいじゃない おぉただのすうじがとくべつになるよ)

くよくよなんてしている場合じゃない」 OH　ただの数字が特別になるよ

(あなたとあゆむせかいは いきをのむほどうつくしいんだ)

あなたと歩む世界は 息を飲むほど美しいんだ

(ひとよせぬこうやのまんなか わたしのてをにぎりかえしたあなた)

人寄せぬ荒野の真ん中 私の手を握り返したあなた

(あなたいがいなんにもいらない たいがいのもんだいはとるにたらない)

あなた以外なんにもいらない 大概の問題は取るに足らない

(おおくはのぞまないかみさまおねがい かわりばえしないあしたをください)

多くは望まない　神様お願い 代わり映えしない明日をください

(せんそうのはじまりをしらせるほうそうも あくてぃヴぃすとのあしおともとどかない)

戦争の始まりを知らせる放送も アクティヴィストの足音も届かない

(このへやにいたいもうすこし おぉはだのにおいがかわってしまうよ)

この部屋にいたい　もう少し OH　肌の匂いが変わってしまうよ

(あなたのいきるじだいが まよいとぼんのうにみちていても)

あなたの生きる時代が 迷いと煩悩に満ちていても

(はれわたるよぞらのひかりがふるえるほど まぶしいのはあなた)

晴れ渡る夜空の光が震えるほど 眩しいのはあなた

(あなたいがいおもいのこさない たいがいのもんだいはとるにたらない)

あなた以外思い残さない 大概の問題は取るに足らない

(おおくはのぞまないかみさまおねがい かわりばえしないあしたをください)

多くは望まない　神様お願い 代わり映えしない明日をください

(なんどきかれようと かわらないこたえを)

何度聞かれようと 変わらない答えを

(きかせてあげたい なんといわれようと)

聞かせてあげたい なんと言われようと

(あなたのゆくすえを あんじてやまない)

あなたの行く末を 案じてやまない

(おわりのないくるしみをかんじゅし だーりんぐたびをつづけよう)

終わりのない苦しみを甘受し Darling　旅を続けよう

(あなたいがいかえるばしょは てんじょうてんげどこにもない)

あなた以外帰る場所は 天上天下　どこにもない