charActer

(つややかなすはだはもえることはなくてふれたしゅんかんそのすがたをかくした)

艶やかな素肌は燃える事は無くて　触れた瞬間その姿を隠した

(ひややかなしせんじゃかわいたのどをうるおせないよろこばせてみせてうるおうひとみで)

冷ややかな視線じゃ乾いた喉を潤せない　喜ばせてみせて潤う瞳で

(いつかわかるはずときたいしておーとまちっくにさそいよる)

いつか解かるはずと期待して機械仕掛け(オートマチック)に誘い寄る

(きらびやかないしょうさえこのめにはとまらない)

煌びやかな衣装さえこの眼には留まらない

(かめんだけのかんじょうでみつめてこいしてだきしめて)

仮面だけの感情で見つめて恋して抱きしめて

(ひみつにぬれるうらがわつかんでこのてはなさないで)

秘密に濡れる裏側　掴んでこの手離さないで

(いくえにもはるわなあなたにぬけでせるかしら)

幾重にも張る罠　貴女に抜け出せるかしら

(ときあかしてみせてろうをたらすように)

解き明かしてみせて　蝋を垂らすように

(みつにひたったあまいことばもしらないだれかのうけうりで)

蜜に浸った甘い言葉も知らない誰かの受け売りで

(はなのようにさいたえがおもこのめにはとまらない)

花のように咲いた笑顔もこの眼には留まらない

(かげきにうごくからだがごまかしているかんけいごと)

過激に動く体が誤魔化している関係ごと

(じこあんじでわすれたいなみだながしてるふりさえも)

自己暗示で忘れたい涙流してるフリさえも

(かさなったふたりそのどちらもがらびりんすにおぼれている)

重なった二人　そのどちらもが迷宮(ラビリンス)に溺れている

(すたーととごーるがいきかってこのばにはとまらない)

出会い(スタート)と別れ(ゴール)が行き交ってこの場には留まらない

(がくぶちのなかのとりここがしてはがしてやぶりすて)

額縁の中の虜　焦がして剥がして破り捨て

(あぶのーまるからにげてずっとあのままでいたかった)

非日常(アブノーマル)から逃げて　ずっとあのままで居たかった

(わたしのわすれたかごのとりいとしいなまえは「きゃらくたー」)

私の忘れた籠の鳥　愛しい名前は『charActer(キャラクター)』