オリジナル呼吸 文字の呼吸16
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問題文
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(じゅうごのかた:こだいもじ・じんだいかいびゃく)
拾伍の型:古代文字・神代開闢
(がいよう:もじのこきゅうがさらにこうじのりょういきへとうたつしたことでうまれた、)
概要:文字の呼吸がさらに高次の領域へ到達したことで生まれた、
(げんしょもじ、そうせいがた。)
原初文字、創世型。
(じゅうしのかたがてんくうをきょだいなせいずとしてあつかうのにたいし、)
拾肆の型が天空を巨大な星図として扱うのに対し、
(じゅうごのかたでは、げんざいつかわれているもじよりさらにふるいとされる、)
拾伍ノ型では、現在使われている文字よりさらに古いとされる、
(じんだいもじをじゅつしきとしてもちいる。)
神代文字を術式として用いる。
(しようしゃは「ばんしょうそうてん」のさいしんぶにふうじられたこだいもじをよびおこし、)
使用者は「万象創典」の最深部に封じられた古代文字を呼び起こし、
(はねぺんによってくうちゅう、だいち、しゅういのくうかんへつぎつぎときざみこむ。)
羽ペンによって空中、大地、周囲の空間へ次々と刻み込む。
(それぞれのもじは「ひ」「みず」「かぜ」「せいめい」「ひかり」「やみ」「とき」など、)
それぞれの文字は「火」「水」「風」「生命」「光」「闇」「時」など、
(せかいをこうせいするこんげんてきながいねんをしょうちょうしており、)
世界を構成する根源的な概念を象徴しており、
(もじがかんせいするたびにたいおうするげんしょうがげんじつへぐげんかする。)
文字が完成するたびに対応する現象が現実へ具現化する。
(さいしゅうてきにはたいりょうのこだいもじがひとつのきょだいなそうせいじんへしゅうけつし、)
最終的には大量の古代文字が一つの巨大な創世陣へ集結し、
(せんじょうそのものをせかいがうまれるしゅんかんのようなくうかんへかえる。)
戦場そのものを世界が生まれる瞬間のような空間へ変える。
(とくちょう:こだいもじをしようするため、つうじょうのもじじゅつより、)
特徴:古代文字を使用するため、通常の文字術より、
(ひともじごとのじょうほうりょうがひじょうにおおきい。)
一文字ごとの情報量が非常に大きい。
(ひともじできょだいなじゅつしきをはつどうできる。)
一文字で巨大な術式を発動できる。
(「ひ」「みず」「かぜ」「かみなり」「ひかり」などのぞくせいだけでなく、)
「火」「水」「風」「雷」「光」などの属性だけでなく、
(「せいめい」「さいせい」「じゅんかん」「きょうかい」などがいねんてきなちからもあつかえる。)
「生命」「再生」「循環」「境界」など概念的な力も扱える。
(ことなるこだいもじをくみあわせることで、よりふくざつなじゅつしきをこうちくできる。)
異なる古代文字を組み合わせることで、より複雑な術式を構築できる。
(くうちゅうだけでなくじめんやけんぞうぶつそのものへもじをきざむことがかのう。)
空中だけでなく地面や建造物そのものへ文字を刻むことが可能。
など
(ふくすうのもじをどうじにはつどうすると、それぞれのじゅつしきがゆうごうする。)
複数の文字を同時に発動すると、それぞれの術式が融合する。
(こうげき、ぼうぎょ、かんきょうそうさ、しえんをどうじにてんかいできる。)
攻撃、防御、環境操作、支援を同時に展開できる。
(ただし、こだいもじはいみがひじょうにふくざつなため、)
ただし、古代文字は意味が非常に複雑なため、
(かきまちがえるとじゅつしきのせいしつがおおきくへんかする。)
書き間違えると術式の性質が大きく変化する。
(じゅうごのかたいこうでは、もじをつかうのではなく、)
拾伍ノ型以降では、文字を使うのではなく、
(もじがもつげんしょのいみをよびさますことがじゅうようになる。)
文字が持つ原初の意味を呼び覚ますことが重要になる。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃは「ばんしょうそうてん」をひらく。)
発動演出:使用者は「万象創典」を開く。
(しかしつうじょうのぺーじではなく、さいしんぶにふうじられていたくろいぺーじがあらわれる。)
しかし通常のページではなく、最深部に封じられていた黒いページが現れる。
(ぺーじのひょうめんには、だれにもよめないこだいもじがむすうにきざまれている。)
ページの表面には、誰にも読めない古代文字が無数に刻まれている。
(しようしゃがはねぺんをちかづけると、もじのひとつがあわくはっこうする。)
使用者が羽ペンを近づけると、文字の一つが淡く発光する。
(そしてしずかにさいしょのひともじをかく。)
そして静かに最初の一文字を書く。
(そのしゅんかん、だいちがひくくふるえる。)
その瞬間、大地が低く震える。
(くうちゅうへきょだいなこだいもじがうかびあがり、そこからあおじろいひかりがはなたれる。)
空中へ巨大な古代文字が浮かび上がり、そこから蒼白い光が放たれる。
(つづいてしようしゃはつぎつぎともじをかいていく。)
続いて使用者は次々と文字を書いていく。
(ひともじごとに、あおいほのお、おうごんのかみなり、はくぎんのかぜ、)
一文字ごとに、蒼い炎、黄金の雷、白銀の風、
(きょだいなすいりゅう、ひかりのき、ほしのりゅうしなどがしゅつげんする。)
巨大な水流、光の樹、星の粒子などが出現する。
(もじがふえるにつれて、せんじょうのじめんにはきょだいなえんけいのそうせいじんがひろがっていく。)
文字が増えるにつれて、戦場の地面には巨大な円形の創世陣が広がっていく。
(やがてくうちゅうにもきょだいなもじれつがあらわれ、てんちのあいだをいくえものひかりのはしらがつなぐ。)
やがて空中にも巨大な文字列が現れ、天地の間を幾重もの光の柱が繋ぐ。
(しようしゃがさいごのもじをかきおえると、すべてのこだいもじがいっせいにふじょう。)
使用者が最後の文字を書き終えると、すべての古代文字が一斉に浮上。
(すうせん、すうまんのもじがてんくうへあつまり、きょだいないちまいのそうせいのぶんしょをけいせいする。)
数千、数万の文字が天空へ集まり、巨大な一枚の創世の文書を形成する。
(そのちゅうおうにさいしょにかかれたもじがうかびあがる。)
その中央に最初に書かれた文字が浮かび上がる。
(そして、そうせいじんぜんたいがいっせいにはっこう。)
そして、創世陣全体が一斉に発光。
(だいち、てんくう、みず、かぜ、ひかり、せいめいのしょうちょうがどうじにうまれ、)
大地、天空、水、風、光、生命の象徴が同時に生まれ、
(せんじょうそのものがあらたなせかいへうまれかわったかのようなそうだいなこうけいとなる。)
戦場そのものが新たな世界へ生まれ変わったかのような壮大な光景となる。
(みため:ぜんたいてきなしきちょうはそうはく、おうごん、はくぎん、くろ。)
見た目:全体的な色調は蒼白、黄金、白銀、黒。
(くうちゅうにはげんだいのかんじとはことなる、ひじょうにふくざつなこだいもじがうかびあがる。)
空中には現代の漢字とは異なる、非常に複雑な古代文字が浮かび上がる。
(もじはせんとえんがふくざつにくみあわさったかたちをしており、)
文字は線と円が複雑に組み合わさった形をしており、
(ひともじごとにことなるひかりをはなつ。)
一文字ごとに異なる光を放つ。
(じめんにはきょだいなそうせいじんがひろがり、)
地面には巨大な創世陣が広がり、
(そのちゅうしんにはむすうのもじがえんかんじょうにきざまれている。)
その中心には無数の文字が円環状に刻まれている。
(もじからは、ほのお、かみなり、かぜ、みず、ひかり、き、ほしなどがつぎつぎとうまれる。)
文字からは、炎、雷、風、水、光、樹、星などが次々と生まれる。
(とくにいんしょうてきなのは、もじそのものがりったいかしていくこと。)
特に印象的なのは、文字そのものが立体化していくこと。
(うかんだこだいもじがきょだいなはしらとなり、はしらどうしがつながって、)
浮かんだ古代文字が巨大な柱となり、柱同士が繋がって、
(くうちゅうにそうだいなしんでんのようなこうぞうをつくりあげる。)
空中に壮大な神殿のような構造を作り上げる。
(さらにしようしゃのはいごにはきょだいなえんかんがしゅつげんし、)
さらに使用者の背後には巨大な円環が出現し、
(そのちゅうおうにはむすうのこだいもじがりゅうせいのようにかいてんする。)
その中央には無数の古代文字が流星のように回転する。
(かんせいじには、まるで、)
完成時には、まるで、
(せかいがもじによってそうぞうされているしゅんかんをもくげきしているようなこうけいになる。)
世界が文字によって創造されている瞬間を目撃しているような光景になる。
(ゆらい:こだいもじは、もじがまだたいけいかされるいぜんの、)
由来:古代文字は、文字がまだ体系化される以前の、
(もっともげんしてきなきごうやしんせいもじをあらわす。)
最も原始的な記号や神聖文字を表す。
(じんだいは、ひとびとがかみがみのじだいとよんだはるかむかし。)
神代は、人々が神々の時代と呼んだ遥か昔。
(かいびゃくは、てんちがはじめてひらかれ、せかいがはじまることをいみする。)
開闢は、天地が初めて開かれ、世界が始まることを意味する。
(このかたのきそとなったのは、もじのこきゅうのれきだいけいしょうしゃが、)
この型の基礎となったのは、文字の呼吸の歴代継承者が、
(「ばんしょうそうてん」のさいしんぶにのこされたげんしょもじのきろくをはっけんしたこと。)
「万象創典」の最深部に残された原初文字の記録を発見したこと。
(そこには、「もじはせかいをきろくするためにうまれたのではない。)
そこには、「文字は世界を記録するために生まれたのではない。
(せかいそのものが、さいしょのもじからうまれた。」)
世界そのものが、最初の文字から生まれた。」
(というしそうがしるされていたとされる。)
という思想が記されていたとされる。
(そのきろくをもとにこだいもじをけんきゅうし、)
その記録をもとに古代文字を研究し、
(それぞれのもじにこめられたげんしょのいみをじゅつしきとしてよびさますことで、)
それぞれの文字に込められた原初の意味を術式として呼び覚ますことで、
(このかたがかんせいした。)
この型が完成した。
(そのためじゅうごのかたは、もじのこきゅうにおけるおおきなしんかてん。)
そのため拾伍ノ型は、文字の呼吸における大きな進化点。
(もじでげんしょうをおこし、もじでせかいをきろくし、)
文字で現象を起こし、文字で世界を記録し、
(もじでせかいのはじまりそのものをさいげんする。)
文字で世界の始まりそのものを再現する。
(というだんかいへとうたつしたことをしょうちょうするかたとなっている。)
という段階へ到達したことを象徴する型となっている。