セーラー服が大嫌い
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歌詞(問題文)
(しんぼりっくなけいがいかひょうご)
シンボリックな形骸化標語
(じゅんけつだとかあやまちだとか)
純潔だとか 過ちだとか
(ちんぷなれんそうげーむはもういやよ)
陳腐な連想ゲームはもう厭よ
(つまりかちめはないのだもの)
つまり勝ち目はないのだもの
(やいばをもったしょうじょたちが)
刃を持った少女たちが
(そこらじゅうをかっぽして)
そこら中を闊歩して
(あたしはちがうのと)
「あたしは違うの」と
(くちをそろえておなじことをいう)
口を揃えて同じことを言う
(せんちめんたるなけいとうかかいこ)
センチメンタルな系統化回顧
(はめつしこうとりろんぶそうと)
破滅思考と 理論武装と
(あんちょくなまねーげーむはもういやよ)
安直なマネーゲームはもう厭よ
(つまりつかいすてのおちだもの)
つまり使い捨ての落ちだもの
(このるーるまもりなさいよ)
「このルール守りなさいよ」
(つぎはぎだらけのめさいあ)
ツギハギだらけの救世主
(はかばからひっぱりだして)
墓場から引っ張り出して
(はやりのひょうしきはほらとまれ)
流行の標識は「ほら 止・ま・れ」
(ごめんねあたしはけっきょくなにもできない)
御免ね あたしは結局何もできない
(ちがうちがうとあたまかかえて)
違う 違う と頭抱えて
(へいたいのようにぜんしんこうしん)
兵隊のように前進行進
(せいじゅんのひふをきせられたまま)
清純の皮膚を着せられたまま
(あたしはけっきょくだっぴできない)
あたしは結局脱皮できない
(ああああこのふたしかなからだを)
ああ ああ この不確かな体を
(むりにたしかにしてしまうこのふくがだいきらい)
無理に確かにしてしまうこの服が大嫌い
(ちれよけだかきさくらのごとく)
「散れよ気高き桜の如く」
(たえよしゅうそうにもゆかえでのごとく)
「耐えよ秋霜に燃ゆ楓の如く」
(やつらはいつもおなじてをつかう)
奴等はいつも同じ手を使う
(つまりぎまんのよこならび)
つまり欺瞞の横並び
(このしぐなるおがみなさいよ)
「このシグナル拝みなさいよ」
(しっぱいつづきのめさいあ)
失敗続きの救世主
(しょけいじょうにつりさげて)
処刑場に吊り下げて
(こわれたしんごうはほらすすめ)
壊れた信号は「ほら す・す・め」
(ごめんねあたしはけっきょくなにもしない)
御免ね あたしは結局何もしない
(ちがうちがうとこころこわして)
違う 違う と心壊して
(ざいにんのようにえいこうれんこう)
罪人のように曳行連行
(むじゃきのいしょうをぬいつけたまま)
無邪気の衣装を縫い付けたまま
(あたしはけっきょくだはできない)
あたしは結局打破できない
(もうこうかいすらできないのに)
もう後悔すらできないのに
(あたえられたせんたくしきみはどれといっしょに)
与えられた選択肢 君はどれと一緒に
(しぬの)
死ぬの
(ごめんねあたしはけっきょくなにもできない)
御免ね あたしは結局何もできない
(ちがうちがうとあたまかかえて)
違う 違う と頭抱えて
(へいたいのようにぜんしんこうしん)
兵隊のように前進行進
(むちのかめんをはりつけたまま)
無知の仮面を貼り付けたまま
(あたしはけっきょくだかいできない)
あたしは結局打開できない
(ああああこのふたしかなからだを)
ああ ああ この不確かな体を
(いびつにたしかにするしかない)
歪に確かにするしかない
(あたしがだいきらい)
あたしが大嫌い