zero

(こうかしたとうざいにまたがる)

高架下　東西にまたがる

(てつのおとがみみをつく)

鉄の音が耳をつく

(いつしからいめいのひぶたにまぶたをこじあける)

いつしか雷鳴の火蓋に　瞼をこじあける

(ちかづくたいきけんはちいさいてのひらのなかはかないまほう)

近づく大気圏は小さい手のひらの中　儚い魔法

(はしりだすとものこえはやわらかなこもりうたのよう)

走り出す友の声は柔らかな子守唄のよう

(みちびくそのさきには)

導くその先には

(つたないあらそいとたいしょうてきなゆうかんなひょうじょうをしていた)

拙い争いと対照的な勇敢な表情をしていた

(どうかしたはくじつのあいまにはぐくんできたこころも)

どうかした　白日の合間に育んできた心も

(けんそうもたいせつなきずなもごうおんにのみこまれる)

喧騒も大切な絆も轟音に飲み込まれる

(ちかづくたいきけんはちいさいてのひらのなか)

近づく大気圏は小さい手のひらの中

(はかないまほう)

儚い魔法

(はしりだすとものこえはやわらかなこもりうたのよう)

走り出す友の声は柔らかな子守唄のよう

(みちびくそのさきには)

導くその先には

(つたないあらそいとたいしょうてきなゆうかんなひょうじょうをしていた)

拙い争いと対照的な勇敢な表情をしていた