ミントガム

(いつもとおなじあさはやいでんしゃ)

いつもと同じ朝早い電車

(あくびをするみたいにどああけた)

あくびをするみたいにドア開けた

(みじかくきったかみをぬけるかぜと)

短く切った髪を抜ける風と

(きみへのおもいがくすぐったいけど)

キミへの想いがくすぐったいけど…

(いやほんながれるおとにしんくろしてる)

イヤホン流れる音にシンクロしてる

(ゆびをｔａｐするだけでつたえられそうなのに)

指をtapするだけで伝えられそうなのに

(みんとがむしんこきゅう)

ミントガム　深呼吸

(ちょっとつめたいはるかぜすいこんで)

ちょっと冷たい春風　吸い込んで

(まほうをかけるのきみにとどきますように)

魔法をかけるの　キミに届きますように

(このおもいかみしめて)

この想いかみしめて

(ゆれるでんしゃがいまはしってく)

揺れる電車がいま走ってく

(むねのなかならかんたんにいえちゃうのに)

胸の中なら簡単に言えちゃうのに

(きのうはごめんねとかいてけした)

昨日はごめんねと書いて消した

(へんじをまつじかんがせつないよ)

返事を待つ時間が切ないよ

(すいちゅうもぐっていきができずに)

水中潜って息ができずに

(いえないおもいがこぼれはじめた)

言えない想いがこぼれ始めた

(きみのことばはいつもきらきらしてて)

キミの言葉はいつもキラキラしてて

(ほんのちょっとのへんじで)

ほんのちょっとの返事で

(まいあがってしまうけど)

舞い上がってしまうけど

(しゃぼんだまかたおもい)

シャボン玉　片思い

(そっとひそかなきもちとばしても)

そっと密かなきもち　飛ばしても

(かぜにながされてこわれてきえてくのなら)

風に流されて壊れて消えてくのなら

(すきをもっとふきこんで)

「スキ」をもっと吹き込んで

(ふうせんのたばをめのまえでてわたしたいなあ)

風船の束を目の前で手渡したいなあ

(でもちょっとゆうきがない)

でもちょっと…　勇気がない

(ほうかごのこうしゃをあるいた)

放課後の校舎を歩いた

(おれんじにそまるせを)

オレンジに染まる背を

(ねえただそれだけでも)

「ねえ」ただそれだけでも…

(みんとがむしんこきゅう)

ミントガム　深呼吸

(ちょっとつめたいはるかぜすいこんで)

ちょっと冷たい春風　吸い込んで

(まほうをかけるのきみにとどきますように)

魔法をかけるの　キミに届きますように

(このおもいかみしめて)

この想いかみしめて

(きょうこそきみのもとへはしってく)

今日こそキミのもとへ走ってく

(むねのなかならかんたんにいえちゃうのに)

胸の中なら簡単に言えちゃうのに

(かんたんにいえちゃうのに)

簡単に言えちゃうのに