年下彼氏の特権は上からの景色
小説第3!
気に入ってくれると嬉しいな!フィクションだからね〜
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問題文
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(はじめてのゆうえんちでーと。)
初めての遊園地デート。
(きゅうじつのこんざつのせいで、まわりはひとごみであふれかえっている。)
休日の混雑のせいで、周りは人混みで溢れかえっている。
(ひとなみにおされそうになったそのとき、ぐいっとぼくのふくのすそがひっぱられた。)
人波に押されそうになったその時、ぐいっと僕の服の裾が引っ張られた。
(みおろすと、そこにはすこしふきげんそうに)
見下ろすと、そこには少し不機嫌そうに
(ほほをふくらませたもあせんぱいのすがたがあった。)
頬を膨らませたもあ先輩の姿があった。
(ねえ、はぐれちゃいそうだから、その、てをつなぎなさい。)
ねえ、はぐれちゃいそうだから、その、手を繋ぎなさい。
(べ、べつにはぐれたらこまるからいってるだけなんだからね。)
べ、別にはぐれたら困るから言ってるだけなんだからね。
(せきめんしながらそっぽをむくせんぱいのてを、ぼくはそっとにぎりしめた。)
赤面しながらそっぽを向く先輩の手を、僕はそっと握りしめた。
(せんぱいはぼくよりとしうえで、はいしんではいつもなまいきにあおってくるくせに、)
先輩は僕より年上で、配信ではいつも生意気に煽ってくるくせに、
(こうしてふたりきりになるといっきにかわいくなるからずるい。)
こうして二人きりになると一気に可愛くなるからずるい。
(それに、とししただけどぼくのほうがしんちょうがたかいから、)
それに、年下だけど僕の方が身長が高いから、
(こうしてつないだてのいちも、みおろすせんぱいのさいずかんも、)
こうして繋いだ手の位置も、見下ろす先輩のサイズ感も、
(ぜんぶがいとおしくてたまらなくなる。)
全部が愛おしくてたまらなくなる。
(せんぱいはぼくのてをぎゅっとにぎりかえすと、)
先輩は僕の手をぎゅっと握り返すと、
(うわめづかいでぼくのかおをじっとみつめてきた。)
上目遣いで僕の顔をじっと見つめてきた。
(したからみあげるもあせんぱいのひとみが、きらきらとかがやいていてしんぞうがはねあがる。)
下から見上げるもあ先輩の瞳が、きらきらと輝いていて心臓が跳ね上がる。
(ちょっと、なによそのにやにやしたかお。)
ちょっと、何よそのニヤニヤした顔。
(とししたのくせになまいきにみおろさないでよね。)
年下のくせに生意気に見下ろさないでよね。
(もあのほうがせんぱいなんだからね。)
もあの方が先輩なんだからね。
(せのびをしながらいっしょうけんめいにつよがるせんぱいのももいろのあほげが、)
背伸びをしながら一生懸命に強がる先輩の桃色のアホ毛が、
など
(ぼくのむなもとにふわりとあたった。ひとごみがさらにはげしくなり、)
僕の胸元にふわりと当たった。人混みがさらに激しくなり、
(ぼくはせんぱいをかばうようにいっぽきょりをつめた。)
僕は先輩をかばうように一歩距離を詰めた。
(いっしゅんでぜろになるふたりのきょり。)
一瞬でゼロになる二人の距離。
(せんぱいはぼくのむねにすっぽりおさまるかたちになって、かんぜんにふりーずしている。)
先輩は僕の胸にすっぽり収まる形になって、完全にフリーズしている。
(ねえ、ちかすぎるよばか。しんぞうのおとがきこえちゃうでしょう。)
ねえ、近すぎるよバカ。心臓の音が聞こえちゃうでしょう。
(そうちいさくつぶやきながらも、)
そう小さく呟きながらも、
(せんぱいはぼくのうでにしがみついてはなれようとしなかった。)
先輩は僕の腕にしがみついて離れようとしなかった。
(としうえかのじょのつんでれなかわいさに、ぼくのらいふはもうげんかいだった。)
年上彼女のツンデレな可愛さに、僕のライフはもう限界だった。