秘密の森の舞踏会
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歌詞(問題文)
(つきがわらうよるにひらかれるぶとうかい)
月がわらう夜に ひらかれる舞踏会
(ほしぼしがふるえてもうふにかくれる)
星々がふるえて 毛布に隠れる
(さあさはじめましょうあかいずきんのおんなのこ)
さあさ始めましょう 赤い頭巾のおんなのこ
(おかしのいえのきょうだいもまだねむることないわ)
お菓子の家の兄弟も まだ眠ることないわ
(きらめくあめざいくとるてにれーぷくーへん)
きらめく飴細工 トルテにレープクーヘン
(なんでもめしあがれ)
なんでも召し上がれ
(りんごだけはきをつけて)
林檎だけは気をつけて
(やわらかなべっどでひとばんじゅうゆめみるなんて)
柔らかな寝台で一晩中 夢見るなんて
(ああそんなのつまらない)
嗚呼そんなのつまらない
(つまさきでつめたいゆかをけり)
つまさきで冷たい床を蹴り
(かけだしたらぶとうかいはすぐそこ)
駈け出したら舞踏会は直ぐそこ
(とっておきのどれすをふわりとひらめかせて)
とっておきのドレスを ふわりとひらめかせて
(あなたのてをとってしゅくじょのようにわらうわ)
あなたの手を取って淑女のように微笑うわ
(ねこのめがまるまりおとながねむるころ)
猫の目がまるまり 大人が眠るころ
(なにもかもかがやきもりがめをさます)
何もかもかがやき 森が目をさます
(ほらほらこびとさんはずかしがらないで)
ほらほら小人さん 恥ずかしがらないで
(ぼうしのすきまからそとをのぞいてみて)
帽子の隙間から 外を覗いてみて
(あまいおばけかぼちゃをぱいにしてはだめよ)
甘いおばけ南瓜をパイにしては駄目よ
(おまじないをかけて)
おまじないを掛けて
(あなたにあいにいかなきゃ)
あなたに会いに行かなきゃ
(あめのしずくをくものいとでゆわえて)
雨のしずくを蜘蛛の糸でゆわえて
(のばらのつぼみでてくびをかざりましょ)
野ばらのつぼみで手首を飾りましょ
(まほうのかがみなんかなくてもいきていける)
魔法の鏡なんかなくても生きていける
(あなたのひとみにうつればしあわせなの)
あなたの瞳に映れば幸福なの
(むかしむかしのおはなしなんてごじょうだん)
「昔々のおはなし…」なんて御冗談!
(まいよのぶとうかいはあでやかにまわる)
毎夜の舞踏会はあでやかに廻る
(ぎまんでよごされたすすだらけのこのせかい)
欺瞞で汚された すすだらけのこの世界
(ぬれたほほをなでてくれたのはあなたでした)
ぬれた頬を撫でて呉れたのはあなたでした
(まじょがとんでいくぶとうかいをめざして)
魔女が飛んでいく 舞踏会を目指して
(もりをかこうよぞらがいろとりどりゆらめく)
森を囲う夜空が色とりどり揺らめく
(どくりんごのじゃむもおばけかぼちゃのぱいも)
毒林檎のジャムも おばけ南瓜のパイも
(ほんとうはいらないのあなたさえいればいい)
本当は要らないの あなたさえいれば良い
(ゆうぐれまちかどひとりでないてるしょうじょ)
夕暮れ街角ひとりで泣いてる少女
(どうかわすれないでこのもりのぶとうかい)
どうか忘れないで この森の舞踏会